面談

 ”この時季、関東地方でここ数日続いている暖かさは、60年ぶりな事”。親爺さんが車のラジオで聞いた話題だとさ。ひょっとしたらこの暖冬と新型肺炎の蔓延が、今年のトピックスとして記録に残されるかもしれないね。今朝の朝陽はまるで夕陽のようだよ。冬の乾燥した朝ならば、景観がより青味が強い光彩になるんだけれど、6、7月頃のように湿気が強い所為なんだろうね。ピンクぽい光彩になるんだね。

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 今日は土曜日。定例の千葉市通いの日なんだけれど、今日は親爺さんは同行せずアタシと留守番でね。ケンニャン夫婦が二人の幼児を連れて出かけたよ。今日はコーチャンが毎週受講している発達障害児支援プログラムで、保護者と面談の上一年の総括をするんだそうでね。だから両親の対応がより相応しいだろうとね。

 午後、ケンニャン達が帰宅して簡単に話す面談の様子は、主宰者がコーチャンの成長ぶりを褒めちぎっていたそうでね。それを聞いて親爺さん、「来年度も続けて受講してもらうためのセールストークだな」って一言。ちょっと冷淡すぎやしない。親爺さん、コーチャンを指導するスタッフが、若い女性で専門家というでもなく、研修を受けて決められたマニュアルにのっとって毎回同じ台詞を繰り出す。そんなスタッフの様子に、学習塾的匂いを感じているんだとさ。

 つまり、そのプログラムが導き出そうとする意図や効果がよくわからない点に不透明感を持っていると言うんだ。一方、親であり教師であるケンニャン達は、親爺さんとは違い発達障害の克服に即効薬はない。とにかく出会ったチャンスにはできるだけ賭けてみる。そう言う姿勢なんだね。だから多分、来年度も継続するんじゃないかな。アタシはそうだろうと思うよ。

 で、本人の近況なんだけれど、このプログラム以外にも複数の施設で専門療育士の指導を受けていてね。結果は改善効果が出ているんだよ。例えば自閉症児が苦手とする他者とのコミュニケーションについても、語りかけに対して応答の言葉が出るようになってきてね。行動でもドアを閉めるよう指示すれば対応するなどとね。

 親爺さんが観るに、多数の専門家に家族も含め皆が語りかけ続けることで、それに対応する術を彼なりに模索して、それが改善に向かう道になっているんじゃないかとね。で、親爺さんが懐疑的な今日のプログラムも、その一助になっているのではとね。なにより彼が心を許した人の人数が増えていることがね、家族としては嬉しいね。

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 昨夜は何故か落ち着かなくてね。深夜、オシッコを訴えて親爺さんに玄関から出してもらったんだけれど、そのまま湿った道路に居座って吠え続けていたものだから、最後には親爺さんに家の中へ引っ張り込まれてしまったよ。その時、利根川の川筋を伝ってか、霧が煙のように流れてはきていたんだ。月が赤く不気味に見えていたよ。

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 朝、いつものように散歩に出ようとして驚いた。外は霧が立ち込めて、道路も車も窓ガラスも、何もかもがビッショリと濡れていたよ。「昨日ほどじゃあないだろうけれど、暖かいね」。玄関先に吊るした温度計を観た訳じゃあないけれど、確かにアタシには暑い。身体の毛が濡れた感じで気持ち悪くてさ。

 今朝の霧はここ数年来でも最も濃い霧だと思うよ。何しろ30m先の角にある筈の信号機が見えないんだからね。自動車も音で接近を知るけれど、いきなり目前に迫ってくる感じでね。もちろん横断歩道を渡る時は、耳に神経を集中させてエンジン音が聞こえないことを確かめてから、ソレッとばかりに渡ったよ。一時間程度の散歩の帰り道で、ようやく少しマシにはなったけれど、今日は曇り日なのか雨なのか、皆目でね。

 銚子気象台の話では、銚子は全国でも上から三番目に霧の発生日が多いそうだよね。そして6月から8月辺りが多いそうなんだ。アタシの見聞する限りでは早朝、利根川の上流から白い霧の壁が流れ下って、そして街を覆い尽くすんだ。まるでホラー映画のシーンのようにね。アタシも親爺さんも未だ未経験だけれど、太平洋から湧き上がった霧が津波のように屏風ヶ浦に押し寄せ、崖を超えて台地に流れ込む。そんな霧もあるそうでね。霧が浜って呼ばれる海岸もあるんだ。

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 * 写真は刑部岬に押し寄せた海霧 2018/7月

 じゃあ今月の霧の発生具合はどうなのか。気象台の資料を見た親爺さんが言うんだけれど、冬場は月に一度、あるかないかなんだとさ。それなら今日のような霧も、ないことはないんだね。今季は冷たい北西からの季節風が余り吹いてはいないんだ。ましてや昨日のように20度を超える日が幾度もあるとね、冬であることを意識しなくなってしまいそうでね。これで季節風が吹いて空気が一気に乾燥して、インフルエンザだ肺炎だ、なんてことにならなければいいのだけれどね。

 お昼から親爺さん、数年前まで霧笛があった銚子灯台へ行ってみるんだとさ。買い物がてらにね。

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ネモフィラ

  昨日はね、親爺さん孫二人の面倒見で息つく間もなくてね。打って変わって今日は母子が揃って出かけてしまったから、アタシと静かに過ごせているんだ。

 処で今日のお昼の気温が20度。二月に20度を超えることなんて、そうそうあるもんじゃないよね。朝方には時折大粒の雨が降るような空模様でね。だから散歩にも行けなかったんだけれど、昼近くには青空も覗く天気になったんだ。そしたらどうだろう。陽射しが暑く感じるほどでね。アタシも久しぶりに散歩コース上の水場で2度も水を飲んだよ。まあ暖かいと言ってもこの時季は手のひら返しもあるからね。数日後には寒さに凍える話になるかもしれないね。

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 暖かい陽射しに、アタシんちの庭でクロッカスが二輪、黄色い花を咲かせたよ。季節的にはそろそろ開花しておかしくない花だから、「おや、咲いたか!」って具合だけれど、春が近いと思えばワクワクするじゃない。

 開花はまだまだだけれど、親爺さんが毎年タネを撒いて春の草花の欠かせぬ一種になっているネモフィラも、順調に、と言うよりやや伸びすぎ気味な成長でね。ネモフィラは腰が弱いから強風に遭うと、根際から吹き千切られてしまうんだ。毎年、そんな被害も出ているから心配だよ。

 処で親爺さん、今日の読売Web版で、親爺さんとしては見逃せない記事をみつけて、「どの場所だろうか」ってね。記事というのは、親爺さんが3.11震災当時勤務していた茨城県内の国営公園。その公園の売りである春のネモフィラ畑についてでね。栽培面積を拡大して同時に入園料を値上げした。そういう内容の記事なんだ。

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 丘一面を青色に染めるネモフィラの絶景で知られる茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園は今春、ネモフィラ畑の敷地を2割(7000平方メートル)拡大し、見頃時期の入園料を250円値上げする。(中略)同園のネモフィラ畑は、米CNNテレビのウェブサイトで「日本で最も美しい場所」の一つとして紹介されるなど、旅行雑誌やSNSでも国内外に発信されている。昨年度の入園者数は229万5361人で、2年連続の最多となった。

 親爺さんも1時、ネモフィラの開花に責任を負う立場にあったから、面積の拡大や料金の値上げは国との協議の末に実行することだそうでね。だから栽培の担当者の負担感は相当なものだろうとさ。これから開花する春の連休まで、眠れぬ日々が続くそうでね。

 広大な公園だから、今までのネモフィラ畑の周囲には栽培面積を拡大する余地は十分あるそうでね。だからどこが新たに拡大対象になったのか、少なからず関心はあるんだとさ。親爺さんが勤務していた当時、ネモフィラ畑の、この世とは思えぬ景観に、当時ブームだった韓流映画の撮影地にと。親爺さん、確か今頃だったか、凍えるような寒さの茨城空港で、主役の韓国人俳優の送迎に立ち会わされたとさ。数百人のオバさん達が黄色い歓声を張り上げてね、いやはや大変な騒ぎを記憶して居るそうなんだ。

 時効だから話すそうだけれど、主演俳優御一行様を茨城空港で歓迎する演出だったけれど、事実は羽田から態々陸路で移動したそうでね。映画撮影に便乗して茨城空港を宣伝したい県当局の思惑は、けれど3.11によって映画企画もろとも吹き飛ばされたんだとさ。

 ネモフィラの思い出はいろいろあるけれど、我が家のネモフィラも楽しみさ。

 

 

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旗日

 「あれ!国旗を掲げて居るよ」。散歩の途上で親爺さん、意外な物を見たような表情で言ったよ。

 今朝は親爺さん、いつもより寝坊してね。深夜、親爺さんのベッドに寝て居るコーチャンが、ベッドの足元に布団を敷いて寝て居る親爺さんの上にドスンと、落っこちてきたんだとさ。そのまま再び眠り込んでしまってね。一方の親爺さん、毛布に包まったまま落っこちてきたコーチャンの下敷きになって、しかも布団の上に重なったから身動きならず。そのままの状態でね。それでも親爺さん、なんとか眠りに付いたけれど目が覚めたら午前7時過ぎ。親爺さんが目を覚ました気配を感じたアタシは、即ドアを引っ掻いて散歩をせがんだよ。

 そんな訳でいつもより30分遅いペースの散歩から戻ったら、家族は誰一人未だ起きてはいなかったんだ。既に時刻は7時半を過ぎていたよ。「オイオイ、遅刻するぞ」。親爺さん、ケンニャンに電話したけれど応答なし。心配して彼の寝室へ上がっていたとさ。彼はベッドの上で洋服着たまま大の字さ。「今日は休みだよ」と、ケンニャン。へ〜、学校の振替休校なのかな。そう適当に解釈して親爺さん、階下へ。それにしてもコーチャンの保育園、支度も未だだよ。しょうがない親達だねと、コーチャンの食事の用意をして彼を起こそうとしたらケンニャン、階段を降りてきてね。「急がないとコーチャン、保育園におくれるよ」。「今日は休み」。?。「昨夜もアキちゃんが・・・」。お疲れさん。

 「今日は建国記念日だよ!」。はて?。祝日だったっけと親爺さん。アタシに聞いても知らないよ。

 そう言えば、さっき通った家に国旗があがっていたっけ。親爺さん、最近は専業主婦?なみに家の雑事専門の生活でね、曜日はゴミ出しのスケジュールで日々、意識しているけれど、祝日については全くの意識の外なんだとさ。今年に入ってからは、勘違いや物忘れを私的されることが二度三度と続いてね。ボケてきたんだろうかと気にしている様子でね。

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 * 屏風ヶ浦の沖合に二基目の、また新たな風車が建てられるとさ。

 処で建国記念日のことだけれど、親爺さんのように老い先短いと、ついつい先の事より昔の思い出を語ってしまうそうでね。確かにアタシもそう思うよ。建国記念日が創設された時代、確か昭和30年代だったとか。いや、明治の頃から2月11日は建国・・・。そういう意見もある。親爺さん、明治の事は知らないけれど、社会人一年生の頃、建国記念日創設反対を掲げて職場を休まず出勤したことがあるとさ。

 あれから半世紀経って、今では2月11日が建国記念日であろうがなかろうが、親爺さんにとって、その議論についてはどうでもよくなっているそうでね。今の世相から推察すれば、今後の50年、2月11日は建国記念日であることに対する異議は、ますます声が小さくなるだろうね。

 昭和の時代、軍備反対、戦争反対の声が2月11日に向けて叫ばれていた記憶が親爺さんにはあるけれど、それは今でもそう願う気持ちに変わりないけれど、同時に、そんな願いがますます現実離れを感じることも事実。そう親爺さんは話しているんだ。そして現在は”今日が旗日”だ、という現実ね。

 

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眠り

  今日、久しぶりに利根川の川面でカモメ達が集団になって、多分小魚だろうね。漁っているのに出会ったよ。二度目の散歩時にね。例年、この時期になると見られる光景でね。陸から見て、小魚が何なのか。ボラの稚魚だろうと親爺さんは言うけれど、仮にシラスウナギの稚魚ならば、漁師さん達は怒り狂うだろうね。 とにかく卵から孵化した稚魚が群れて水面近くを泳ぐのは、春の兆しと親爺さんは言うんだけれどね。

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 処でそんな時期があるらしいよね。夜泣きに悩まされる時期が。月齢で七ヶ月になるアキちゃん。最近這い這いが盛んになって、勿論未だ自力で立つことは叶わないんだけれど、支えられて立つことを要求するようになってね。笑顔も見せるし親爺さんにとっても可愛い盛りさ。親爺さんの人生でケンニャン一人で終わるかと思っていた育児体験が、手伝いとはいえ幼子に悩まされる。それも70歳過ぎて立て続けに二度も体験できているんだから、長生きできることは幸いだよ。とは言っても、幼子を育てる苦労は何度やっても同じだとさ。

 ここ数日、アキちゃんは明け方になると目を覚まし、大声で泣くんだ。まるで悪い夢でもみたようにね。普通に考えると空腹か、体の具合が悪いかと想像するけれど、両親が見る限り、そうは見えないそうでね。もちろん本人の口がきけないんだから推測するしかないんだ。コーちゃんも未だそうだよ。彼の場合は発達障害故のコミュニーケーション能力に難ありでね。彼に対する経験から両親は勿論、親爺さんも言葉以外のボディランゲージと言うのかえ。身振りから兆候をできるだけ感じ取るようにしているんだけれどね。

 ともかく家族が皆、目を覚ましてしまうような鳴き声をあげるものだから、つまり起こされる側は常に睡眠不足状態でね。それでも母親は赤ん坊に添い寝で細切れに睡眠をとっているよ。父親のケンニャンは、そのまま眠れず仕事へゆくよ。コーチャンは保育園でお昼寝。親爺さんは、雑用を終えて気を抜いたらその場で居眠りに落ちてしまう。アタシは静かな家の内外で適当にね。睡眠不足が加算されているケンニャンの体調が一番気がかりだけれど、本人は同僚の育児経験者から、「それも一時の事」。そう聞かされて歯を食いしばって耐えているらしいね。

 一時の事であることは、親爺さんの体験でもそうだったとさ。コーチャンの場合は特殊でね。一度眠れば朝までそのまま。いや、ミルクの要求が毎晩一度はあったけれど、飲んでしまえばそれで眠りに落ちてしまったとさ。だから彼についての夜泣きの記憶は薄いとさ。

 こんな事は人に話しても何の意味にもならないから聞き流してちょうだい。なんとかこの時期を耐えれば人並みの睡眠がとれるだろうからと、皆頑張っているんだよ。

 

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様子見

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 今朝の親爺さん、踝あたりまでカバーする防寒コートを羽織っての散歩さ。とにかく北西の風が結構きつくてね、手足の先が切れそうな冷たさなんだとさ。事実見せられた指はね、両手で数カ所、硬化した皮膚がひび割れしたのか、血が滲んでいたよ。いつもどおり7時から8時にかけてが散歩時間なんだけれど、帰宅したらコーちゃん、独りスイッチの入っていない電気ストーブを前に冷たい床に座っていたよ。

 それを見た親爺さん、急いでストーブのスイッチを入れて、彼が常食するビスケットを与えていたよ。日曜日の所為なのか両親が未だ起きてこなかったし、親爺さんはアタシと外へ出ていたからね。「もっと早く起きなくちゃダメだよ。コーちゃん可哀想だよ」と親爺さん、結局10時過ぎに外へ出てきたケンニャンに一言。「それがアキちゃんがなんども目を覚ませて泣くものだから、明け方の4時近くまで寝られなくて・・・」。やれやれ。

 親爺さん、アタシとの散歩を終えた後、コーちゃんを誘って車で出かけたよ。10時前に帰宅したから聞いたんだ。隣町の八丁堰に白鳥の様子見に行ったそうなんだ。例年、冬になると白鳥が一千羽近く飛来することで知られた用水池でね。先々週、千葉市への道中、白鳥の群れが干潟の稲田に舞い降りて落ち穂ひろいをしていたのに遭遇してね。だから今季もやって来ていることは承知していたそうなんだ。それでも宿営する八丁堰を見ておこう。そう親爺さんは話していたんでね。

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 親爺さんとコーちゃんが現場に着いた頃は既に9時を過ぎていて、親爺さんの知る処では池の水面に朝陽が射す頃、つまり8時半頃から池に浮かぶ白鳥達は、餌場へ移動するため、離陸するブループ単位なんだろうね。いくつかの群れに別れるそうでね。で、親爺さんが現場に近づいた時、白鳥の編隊がいくつも堰の上空を旋回しながら干潟方向へ飛び去っていたそうでね。だから親爺さんが着いた頃には、もう余り残ってはいない様子なんだとさ。

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 今季の飛来数について、例年に比べてどうなのか。この暖冬だからね。それを知りたい処なんだけれど、いつも白鳥達に餌やりしているご近所さんらしき人影が確認できなかった。だから話を聞けなかったんだとさ。写真の通り、大砲のような望遠レンズを仕掛けた写真愛好家が大勢。日曜日だからね。それに車に同乗していたコーちゃん、余り関心なさそうな素振りだったとさ。そんな訳で、今朝は白鳥の様子見で終わりにしたそうでね。今月中頃までは再来のチャンスもあるだろうから、次の機会に良いシャッターチャンスを預けるとさ。

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見直した?

 「ココはすごいよ!」。

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 ケンニャンが親爺さんに話している声が耳に入ったんだ。「襖が開かないようにした突っかい棒を口で咥えて横に外してね、開けて部屋に入ってしまったよ」。なんだ、そんなことか。アタシを止める策としては幼稚な手口だよ。

 和室の居心地が気に入ったのか、ココが入り込んでしまうのです。そこは赤ん坊が這い回る場所であり、だから接近阻止の必要があります。また、現在ココは生理中で、家のあちらこちらに血を滴らせて歩き回ります。結果、濡れ雑巾で拭い取る手間を強いられています。そんな訳で、何の手立ても取らないと、ココは閉まっている襖も鼻先で押し開けて、入り込んでしまうのです。それに最も強く反応するのが母親のマユちゃん。まあ、幼児に何かあってはね。「ココを部屋にいれないで!」。そう厳命されて考えたのが”突っかい棒”を仕掛けることだったのです。

 今日は土曜日。定例の千葉市へ行く日。早朝から親爺さん、利根川岸に出て朝陽を撮ることもせず、寝起きのアタシを散歩に駆り立てるんだ。親爺さんの様子から、今朝は余り散歩する時間がなさそうなのはアタシにも察しられてね。だからショートコースを選んで散歩したんだ。で、帰宅したのは千葉市へ出発する15分前。「ココはすごいよ。今日出かけることがわかるようだよ」。親爺さんが家族に告げたよ。そうそう、アタシの協力を少しは見直しな。

 ここ毎週、親爺さんは時にケンニャン父子、時にマユちゃん母子のどちらかに同行して千葉市へでかけているよ。その名分はコーちゃんの発達障害についての療育プログラム受講なんだけれどね。最近では皆慣れて、特にサポートを必要とはしていないのだけれど、何かあった時にいれば好都合。その程度の理由での同行なんだ。けれど親爺さん、療育プログラムが始まれば、その場を離れていつものように歩いて10分足らずのパン屋とコーヒー問屋の列に並ぶよ。列に並ぶのももう慣れたものでね。慣れてくれば列の人達の顔ぶれも、見たような人達だとさ。きっと他の人達も、見たようなオヤジだと思って居るかもしれないよ。

 いつのまにか列に並ぶのがレギュラーになったんだね。同じ時刻の電車に乗れば、乗客の顔ぶれもお馴染みになるようなものさ。

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ヒーローはどこ?。

 今朝は空き地の水溜りに薄氷が張っていたよ。アタシの記憶じゃ今冬二度目かな。昨日今日、ようやく冬らしい気温になった気がするよ。今日は曇り空で陽射しがない分、気温が日中でも上がらなかった所為だね。それでも夕方風が収まったらそれ程寒くは感じなかったから、冬将軍は未だ手加減しているのかもしれないよ。

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 処でニュースは新型肺炎ばかり。千葉県内でも感染者が発見されて、感染地域の一つに数えられているようだから、親爺さん達も対岸の火事とばかりに高みの見物してはいられなくなったようだね。犬は感染しないのかって。さあどうなんだか。

 この肺炎感染でクルーズシップの船客が船内に留め置かれている記事が目を引いたよ。というより、他の市域や街でも感染封じ込め策は展開されているんだろうけれど、どちらかと言えばクルーズシップの場合、絵になるんだろうね。よく親爺さんが観ているような洋画で、クルーズシップがその舞台になるアクション映画があるよね。そんな映画のシナリオは似たり寄ったりでね。とにかく船なんだから誰もが閉じ込められている。そんな環境の中で異変が起こる。今回の肺炎のように、凶悪なウィルスで船客が次々に感染する。そんなシナリオもあれば、シージャックもあったり。けれど現実と映画の違いはヒーローの有無かもしれない。主人公が数人の協力者と力を合わせて、その窮状を打破する。そしてヒーロー誕生。めでたしめでたしなのが映画の世界。つまり架空の状況なんだ。

 現実には十指を超えるクルーズシップが入港できないまま大洋をさまよっているそうでね。映画を超える状況なんだろうね。足元に火がついていない状況なら、不謹慎ではあるけれど映画を観るような気分で皆、そのニュースに注目するんだ。多分、今はそんな状況なんだろうね。

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 この結末は、映画のように終わって欲しいけれど、観客気分なアタシ達の足元にも火の手が迫っているんだろうね。相手が見えないだけに怖いよ。今朝の日の出は、そんな映画の背景にピッタリな光景じゃないかと親爺さんに言ったら、苦笑いしていたよ。

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寒い話

 昨日の小春日和が北西からの季節風に吹き飛ばされた。そんな今日だよね。実感としては今年初めての季節風だよ。今朝は親爺さん、寝坊してね。親爺さんの寝室に居座って居る孫のコーちゃん、昨夜はどうしたことなのか深夜の1時頃まで寝付けなくてね。親爺さんがウトウトしようものなら額を引っ叩きにきたとさ。そんな訳での寝坊なんだけれど、アタシの求めに応じて不用意に開けた玄関ドアから、思わずよろめくような強くて冷たい風が吹き込んで、慌てて寝室に逃げ込んでいたよ。

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 そんな風の中、アタシの散歩コースにあるキャベツ畑じゃあ、農家の人が一心不乱にキャベツを切り上げてはダンボール箱に詰めていたよ。この寒さにキャベツも一気に甘さが増したんだろうね。で、即収穫?。そう親爺さんが農家のオバさんに話しかけたら、「否、市場に納める日じゃから・・・」。一蹴されてしまった。

 吹きさらされてよろめくような風の中、利根川岸に出たら河口からの上げ潮と北西風がぶつかって、煮えたつように風浪が立っていたよ。いつも見かけるオオバン家族やカモ達も、この状況じゃあ水面で落ち着いて浮いてはいられないんだろうね。利根川に流れ込む水路の奥深くに避難していたよ。

 親爺さん、「手袋着けないと指先の感覚が・・・」とかでね、アタシのリード持つ手を左右交互にポケットに突っ込んでいたけれど、帰宅後に庭先で水仕事さ。

 「噂だけれど、コーちゃんがかかっている小児科医院が、この秋で閉院するらしいよ」。最近、出産後には元に戻ると確信していた自身の体重が、一向に、というより逆に増えて居るんじゃないかな。そう本人も感じ始めているのかもしれないマユちゃん、アキちゃんを胸に抱いて近所を散歩するようになってね。で、知人やママ友との立ち話なんだろうね。ただでさえ出産世代の流出が止まらないこの街だよ。ますます拍車がかかってしまうよ。火のない処に煙は立たないとは言うけれど。

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 去年あたりからどうも閉めた話や噂ばかりでね。今じゃ空き家と閉店した商店。そこに医院まで。賑やかなのは通りで連んでいる中国人ばかり。そんな銚子でいいはずはないのだけれど、どうする市長さん。

 

 

 

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見守り

 ここの処、お天気は良いのだけれど朝方、東の空に雲が残っていてね、それが壁になって日の出を観察することができないんだとさ。親爺さんの話だけれどね。今朝も、写真を撮ったその後、写真の右、つまり太平洋上の雲が左に流れて朝陽をますます隠してしまうんだ。

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 とは言っても今日の昼間は風も弱くて小春日和。マユちゃん母子が外出していた数時間、親爺さんは庭で芝生に雑草取り。アタシは脇で静かに寝そべっていたんだ。本当に暖かくて、これが冬とは思えぬ日中だったよ。夕方からは北寄りの風が強く吹き出して気温がグングン下がってね。冬の気配になったよ。

 処で親爺さん、庭の雑草取りで重宝しているのが写真の車椅子と言おうか、移動可能な腰掛けと言うか。知人が、もう使わないからと譲ってくださったんだとさ。今まではしゃがむ姿勢をとったり、お尻を地面に下ろすとか。どちらにしても場所を移動する際には、「どっこいしょ」で済めばいいけれど大抵「イテテ!」と腰を伸ばして悲鳴をあげる始末なんだよ。この車付きの腰掛けを使い始めて、「イテテ」が全くなくなった訳じゃあないけれど、仕事の捗りが結果的に身体を楽にはしてくれるよ。

 立春を迎えて、庭の植物の剪定や施肥も一部を残して済ませてね、後は啓蟄にタイミングを合わせての殺菌消毒がこの時期の庭仕事に残っているとさ。一方、今は一部の植物の植え替えを検討中なんだとさ。

 実は孫のコーちゃん、イタヅラ盛り絶頂でね。せっかく苗を植えている場所なのにズカズカ踏み込んでね。制止すればするほどに面白がってやるんだよ。親爺さん、可愛い孫だと言うだけじゃなく、発達障害児に対する心理的配慮、つまり気遣いが必要な子だから、専門家は頭ごなしの一喝はタブーだと言うんだ。怒るのではなく、言い聞かせるでもなく・・・。じゃあどうしろって言うんだい。

 つまりは柵でも作って立ち入らせぬように・・・。庭の植え込みならそれはできるだろうけれど、専門家の言う事を聞けば、全てが全て予防措置を事前に講じれば、とか。幼児期ならそれも理解できるけれど、社会人になった時、あらかじめの露払いは無理筋でね。とまあ最近、いろいろ考えあぐねる事が増えているんだとさ。一方、間も無く5歳になるコーちゃんには月齢6ヶ月になる弟のアキちゃんがいるんだ。

 最近、何かにつけこの二人を同時に見守る必要が増えてね。日常的には母親が食事の支度をする間や、ちょっと独りで出かけたいからとか。さあ大変。弟は何かと兄貴と対照的でね。同じ月齢時に比べ、一言で言えば”早い”んだ。幼児の成長で”早い”と言えば、多分想像つくだろうけれど、とにかくサンショは小粒でもピリ辛なんだ。

 そんな訳で親爺さん、最近は孫、孫、孫の生活でね。これで母さんが特養に入居できず自宅介護になっていたら、おそらくお手上げ状態になっていただろうね。もう母さんとは3ヶ月以上会えない状態が続いているよ。インフルエンザ感染阻止が理由でね。これで新型肺炎の流行がどう影響するか。面会が解禁になったら、しばらくはご無沙汰の償いをさせられるだろうとさ。

 (私の時間を喰う見守り対象は、孫二人と犬一匹。犬も人同様に感情がある生き物ですから、同じ扱いを求めてきます)。

 

 

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立春

 立春なんだってね。暦の上では今日から春の気配が感じられるようになるとか。なんだか今季は寒い日が少なくて、冬という実感がわかないよ。今日は終日南東方向、つまり太平洋から風が吹いているんだ。冬だから暖かくはないけれど、吹かれて身をすくめるような風じゃあないよ。

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 台地のキャベツ畑じゃあ今が収穫の最盛期でね。ダンボール箱を荷台に高く積み上げた軽トラックやトラクターが行き交ってね。お陰で台地を抜ける道路は交通渋滞だよ。軽トラックの荷台に積み上げられたダンボール箱、多分その一箱にはキャベツが四個入っているんじゃないかな。だから一箱で売値にして4百円前後。軽トラックの荷台に積み上げられているキャベツをザッと値踏みすれば、売値二万円程度かな。今季は売値も下がっているから実質の実入りは幾らだろうか。農家も大変な様子だよ。

 立春とは言えこの後、厳しい冷気に覆われる日もあるだろうし、無いと困るよね。親爺さんは植物系が専門だから、植物の芽が発芽する必要条件に、冷感応を経なければならないとかでね。つまり蕾の状態に冷たい水を掛けて、「コラ、いつまでも眠りこけているんだ。そろそろ目を覚ませ」。そんな気合いをかける冷気がね。そんな日がこないと、このままダラダラした日が続くとダメなんだとさ。

 世間じゃ人々が肺炎の流行に怯えているけれど、親爺さん年代にとっては今回の新型肺炎に限らず、旧来の肺炎もかかれば致命傷になるそうだからね。人混みに出ないことが一番なんだけれど、日々の食材調達などでマーケットには行かない訳にはゆかないとさ。親爺さん、マスクは着けていないよ。母さんの特養施設に届け物をする折、マスク着用を求められて、その時のために使い捨てマスクを薬局で買ってあったんだ。 それも使い果たした今、近所の薬局やドラッグストアなど、どこも売り切れだとさ。

 銚子の街中で数人で連んで歩いている人たちを見かけることが多いけれど、市内の事業所で働いている中国系の在留者だろうね。親爺さん、そんな数人グループが大切そうに小脇に抱え込んでいるマスクのパッケージに気がついたとさ。それを抱えているのが怪しい訳じゃないけれど、一人で使うには余る程。いったいどうするんだろうか。余計な御世話だけれど、まあ、今年の立春の特徴と言えるだろうね。

 

 

 

 

 

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暖冬?

 夜半に雨が降ったんだね。日の出の頃も空は雲で覆われていたよ。けれど出勤時刻には青空になって、以降は雲が出ても雨が降る気配はないよ。そんな日向で親爺さん、ひたすら芝生に生えた雑草を引き抜いていたよ。芝生に生えた雑草とは言ったけれど、実態は芝生を圧倒するように蔓延って居る雑草抜きが正しい。

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 親爺さん、動かすのは手先だけれど、額に汗が滲んできたとさ。ヒートテックって言うんだね。高機能シャツを着込んでいた所為なんだろうけれど。去年、ケンニャンからプレゼントされてね、着てみて驚いたとさ。アタシとの散歩でも防寒ジャンパーを着込む必要がないんだとさ。ヒートテックの下着の上に厚手のボタンシャツ。その上にセーター姿でね。とまあ服装による寒さの感じ方が変わったのは事実だけれど、それだけではない、今年は寒さに震える日が殆どないよ。例年なら今頃は利根川上流方向から吹き付ける冷たい北西風に、屋外ではマスクで顔を覆わずにはいられない。そんな日が続いている筈さ。けれどそんな風が吹いた日も、一月中は数日程度だったよ。

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 庭で親爺さんの草むしりを眺める傍、春先に咲くだろう草花を眺めているんだけれど、その伸びの速さというか、来月には咲き始めるんじゃないかと思えるよ。たんぽぽが咲いて居るし、季節はずれに発芽したコスモスも咲いているよ。今日、親爺さんがWeb ニュースを読んでいたけれど、それは毎日新聞の記事を引用した文書でね。

 千葉市や館山市など県内の1月の平均気温が観測史上最高だった。気象庁によると、千葉市では1月の平均気温が7・7度で観測を始めた1967年以降では89年と並んで最高。1月の31日間で平年の平均気温の5・7度を下回ったのはわずか3日間しかなかった。最低気温の平均も4・5度で観測史上最高となり、平年の1・9度を大きく上回った。

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  ウィンドサーファーの言葉で、こんなに軽装で海に入れるなんて・・・とね。

 一体どうしたことなんだろうね。我が家に話題を戻しても、親爺さんは例年、部屋に暖房を入れていなくてね、けれど歳が歳だからと前述のヒートテックの下着と電気ヒーターをプレゼントされて、早速それらを利用して暖かいと喜んでいたよ。けれど気がつけば、昼間は暖房器具のスイッチも入れていないし、毛布にくるまってもいない。その必要がないんだとさ。寒さを感じていないそうでね。

 

 

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