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2009年3月27日 (金)

今年もカタクリが咲いた

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今年もカタクリが咲いた。、千葉市内には私が知る限り数カ所だが、カタクリの自生地や保育地があって、その内、若葉区にある泉自然公園。緑区の昭和の森公園の2カ所が公開されている。

 泉自然公園内の、南東から北西に横たわる谷津の斜面地に、テニスコート3面分程の面積に自生している。ここは、カタクリ自生の南限界と言われている。
 
 カタクリ北帰説と言う学説がある。。それはこうだ。地球が寒冷期にある頃、カタクリは遠く九州まで分布していた。温暖期に入ると、南方系の植物に駆逐されるように、ジリジリ北に後退を続けて、現代に至る。 その逆に、竹林や鎮守の森で見かけるヤシの仲間のシュロの木は、南方系植物の先兵と言えるかもしれない。
 
 雑木林の木漏れ日の射す北向きの斜面地。カタクリの生育地について、こう説明されることが多い。事実、そんな場所だ。

 泉自然公園の谷津には、その昔、豊かな湧き水の泉が流れていたと聞く。その泉が、谷津を冷やしていた。だから、居残っている。そう言えば、他の場所にも泉が近くに存在していそうだ。が、ここに泉はもうない。

 十数年前まで、市内の自生地は、知る人のみぞ知る存在に抑えて保全が図られてきた。それでも盗掘に遭う事もあった。しかし、積極的に公開するよう環境が整えられて以来、被害はめっきり減った。
 公園管理者や千葉の自然に親しむ会の会員が見守っている事もある。

 その昔、この自生地を維持管理する責任を担ったことがあって、今でもカタクリの様子を窺いに行く。 今年も大勢の写真愛好家が訪れていた。数日来の雨で、花弁が垂れ下がり、カタクリらしい写真が撮れないとボヤクことしきり。そんな年もあるさ。
 
 この公園のカタクリは、例年、サクラの開花直前に咲く。週遅れで昭和の森公園のカタクリが咲く。

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