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変わるだろうか?

 丁度お昼時だったせいかもしれないが、ガランとした会場で、投票箱に向かったのは私独り。。 投票事務に従事していた顔見知りがいたので、声を掛けた。
 「どう?」。彼は視線を黒板に送って、首を横に振った。

 この会話が通じるのは、選挙の投票事務に従事した経験者だ。 私も現役時代、何度か投票所の責任者を務めた。投票の出足はどう?。 そういう意味の質問で、首を振ったのは、今一芳しくない、という答えだ。確かに、その時は10%台の投票率だったから、別の結果を予想した。
 
 
驚いた。この結果には驚いた。

 
千葉っ子は細かい事に拘らない。大らかな人柄。そう言われても、その実、私のような移住者の前には、地縁,血縁、学閥のネットワークが張り巡らされて、幾度となく、その壁に行く手を阻まれていたから、低い投票率は、壁の内側に置かれた候補者に分がある、と思えた。

 人口比で言えば、最早、土地っ子の有権者は少数派だ。千葉を故郷としない人々が過半数になっている。

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  息子が海外に出ていた間、私はインターネットを通して、彼が滞在している街のローカルニュースを毎日チェックしていた。街と言っても州都だから、千葉市と変わらない。その市長が、彼と同じ大学の24歳の学生に決まった。これには驚いた。とは言え、我が町の事ではないだけに、野次馬気分だったが。

 息子は政治科学を学んでいたが、市長に選ばれた青年も同じ。彼にとっては、学んでいる事を実践するチャンスとして、立候補したと言う。それを受け入れた市民感覚に興味をもって、学生新聞にも目を通した。

 市民は、我々程に市長の判断に左右されていないようだ。例えばこんな事例があった。小学校の通学路が、ゴルフ場を横切っている。危険だから、安全地帯を確保するため用地買収したい。児童の父兄がその誓願をコミッショナーに付託した。このケースでは、市長は10名程の委員(議員)が審議するコミッションの、その議長役のようだ。採択されれば、市の予算部局が実行予算化する。市民参加型の行政とは、こういうことを言うんだ。そう思った。

 さてさて、千葉市政はどう展開するだろうか。

 




 

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