« 大学からの課題 | トップページ | ローテク志向 »

2009年6月18日 (木)

根上がりの松

  京成稲毛駅から南に向かって徒歩5分。 稲毛公園がある。
と言うより、稲毛の浅間神社と言ったほうが判り易いかもしれない。
 幕張の大須賀山が山なら、稲毛公園は海に面した砂丘だ。.
Dsc_0424

 

大須賀山は、崖地の続きだったのだろう。肥えて湿った土が堆積しているので、常緑樹の緑濃い森になっている。

 一方、この稲毛公園は、砂丘だから、白砂青松の、いかにも海岸らしい風景だ。 いまでも公園に立って耳を澄ませると、浜に寄せる波の音と、潮風を感じるような気配がする。その昔、財力のある人々が、好んで別荘を建てたというのも、むべ成るかな,とは思う。

 この公園にしかない風景がこれだ。Dsc_0421  根上がりの松と呼ばれている。
マツの根元の砂が、風に吹き払われて根が露出してしまった結果だ。
埋め立て事業で浜が遠ざかり、強い海風が吹き付けなくなったため、 比較的若い、樹齢50年程度のマツや、低地のマツは、このようになってはいない。

Dsc_0410    

 チョとばかり、艶かしいマツだ。お相手は,ケヤキ。

 

ケヤキが、このような海辺の砂丘に自生する筈は無い。 浜が遠くなって、潮風が直接当たらなくなり、結果的に内陸的な環境に変わったから、ケヤキの居場所ができた、と私は見る。おそらく、後からマツの根をかいくぐるようにして、成長したものだろう。

Dsc_0422


 

« 大学からの課題 | トップページ | ローテク志向 »

植物徒然」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 根上がりの松:

« 大学からの課題 | トップページ | ローテク志向 »