« 御馴染みの街 | トップページ | あ!、そうそう。。 »

輪っ子

  朝から日暮れ近くまで波に揺られていた。帆掛け船のデッキでロープワークだ。普段なら、帆掛け船で使う舫ロープを加工したりするのだが、今回は陸で使う小物づくりだ。

 繋ぎっぱなしの帆掛け船は、私の工作室だ。小さな工具を整備に来る度に、又使うからと置いて帰る事が続いて、何時の間にか、自宅の工具の大半がコチラに移ってしまっている。だから、ついこちらで工作作業に熱中する事が多い。何より邪魔が入らないことがいい。ただし、常に揺れているのが難点だ。

 数日前から船溜まりの廃品置き場などを漁って、古いロープの切れ端などを拾い集めて来た。そんな物どうするかって?。

 輪投げのを造ろうと思う。

11月は、イベントが目白押しだ。ほぼ日曜日は何かしらの予定が詰まってしまった。平日は暇なんだが。
 私は、幾つかのイベント会場で森遊びのアトラクションを担当することになっている。本来は自然観察の指導がベースな筈だが、皆が楽しむイベントで自然観察は、今一ウケない。だから去年から、輪投げ、射的、玉入れの三種の神器を中心に、後はその会場で出来そうなゲームなどを一つ二つ加えるようにしている。
 去年の輪投げは、フジ蔓で輪を造って木の枝に引っ掛けるようにした。野趣に富んではいるのだが、見た目、貧弱だったから途中からロープで造った輪に切り替えた。

 今年は最初からロープの輪を使う事にして、去年の使い古しに加え、備え置く輪の数をもう少し増やそうと思う。射的に使うゴムパチンコも造り直さないと。

 私は極めつけで手先が不器用なんだ。原因は判っている。一つ一つ丁寧に、下ごしらえの手を抜かずに作業すれば良いのだが、途中から面倒になって、適当な処でお茶を濁してしまう。
使えりゃ良いんだろ!。そんな塩梅だ。

 結局、自覚も反省も甲斐なく、出来上がったのが写真の輪だ。使えりゃいいさ。
Dscf0002

















半日かけて2本しか出来なかった。 何しろ古ロープは潮で堅くなっているから、なかなか解けない。手がガサガサにササクレてしまった。

 明日も此所で作業する。何とか5本程度は造ろう。
海面を覗くと、海水の透明度が増してきた。真夏の頃は濁っていて、水深30cm程度で沈めた物が見えなくなるのだが、今日辺りは2mぐらい下の底も見える。

 過日、落としたドライバーを探して見たが、見つからない。砂に埋もれてしまったのだろう。過去、大型のナイフやプライヤーなど色々落とした。

Dscf0004
 針に餌を付けない釣り糸を垂らして、
ああ暇だ!なんて顔をしながらロープワークをする。
何故か都川に棲む鯉が近寄ってくる。その内、捉まえてやる。
 
え!違う。鯉じゃない。鱸だって。そりゃ、海で鯉は変だけれど。

 潜って海面を見ると、二層に分かれている時がある。丁度、水の上に油の層が重なるようなものだ。この場合、海水の上に真水、つまり都川から流れ下る塩分の薄い河川水が覆う。その河川水の領域で鯉が泳いでいる。

 だから、鱸じゃなくて鯉なんだ。 

|

« 御馴染みの街 | トップページ | あ!、そうそう。。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 御馴染みの街 | トップページ | あ!、そうそう。。 »