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2009年10月18日 (日)

泉自然公園

 突然思い立って、桜木霊園に出掛けた。生前、父親同然な程のお付き合いを戴いた方の、お墓の草取りをするためだ。生憎、お墓を引き継ぐ家族も居ない為、私が動ける内は守らせて戴こうと思っての事だ。草取りは小一時間程で終ったので、そのまま泉自然公園まで足を延ばした。

 私が参画しているおゆみ野の森を育てる活動で、来月辺り、秋祭り開催話がでているらしい。それなら、飾り物も必要だろう。さらにその先のクリスマスツリーや、リースの飾りに使えそうなマツボックリ、木の実を収集しておこう。種が抜けた莢にスプレー塗料を吹き付けて、飾りの玉にする。

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 ライバルが結構居て早い者勝ちだから、これからの季節、特に強い風の後は間を置かず訪れ、見付け次第拾い集める。現地にマツボックリは落ちてはいたが、時期的にはやや早い。替わりに拾ったのがモミジバフウの乾いた果実。マツで言えばマツボックリに相当する物だ。

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リュックに半分程拾えたので欲張らず、ついでだからと園内を散策した。昔、この公園で勤務していたその当時の巡回ルートを歩いたのだが、周りの木々が、お!久しぶり。そう言ってくれているように感じて、歩きながら昔を回想してしまった。

 カタクリは、この時季は地下でお休み中だが、その場所に群生しているのが、塊茎に猛毒成分があることで知られたトリカブトだ。     * ツクバトリカブト

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その先に白い穂花のサラシナショウマ

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草むらに真紅の実が見えたので近寄ってみたら、これはマムシグサの実。まむしに注意の看板が近くにあった。

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園内の高台に、千葉の自然に親しむ会のメンバーが造った野草園がある。公園内や近場の山林で見付けた野草を、サンプルとして植え、養生管理している。丁度、リンドウが咲いていた。この数m程の所に、私が居た当時はフデリンドウという、鉛筆の先程のリンドウが自生していたのだが、消えてしまったようだ。

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昔の谷津が池になっていて、その畔にカツラの木が黄葉していた。近くを歩くと、独特の香りが漂う。私には、ウナギの蒲焼きの匂いだ。その昔、誉田町にカツラに取り憑かれたお爺さんがいて、役所に押し掛けて来ては、カツラを植えろと騒いだ。その時に植えた木だ。

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 私が巡回すると、毎日のように数人の親爺達がカメラを三脚に据えて、釣りでもするように日がな一日座っていた。カワセミが目当てだ。カメラの先の水面に止まり木を立て、バケツにドジョウを入れて池の中に据える。ドジョウを嘴にくわえた瞬間を撮りたいらしい。全く釣りだ。

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 最近、その親爺達の姿を見なくなった。カワセミが居なくなったのかな?。そう思ったら、目の前を瑠璃色のカワセミが飛び去った。オイラは居るよ!。そう言いたげだ。すると、あの親爺達が付き合い切れなくなったんだ。無理も無い。当時でもかなりの歳に見えたから、皆、死んじゃったかもしれない。

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