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2011年6月21日 (火)

芽生え

 

あたしんちの前に、大きな古い樹があるんだ。

Img_0091_2 親爺さんによると、タブノキと言うんだって。自然界では、海岸からの潮風の影響圏で、比較的湿った土地に多いそうだよ。同じような圏内でも、少し乾燥気味の場所ではシイノキ。もっと乾いていれば、クロマツ。大雑把に言えば、そんな傾向があるんだって。

 親爺さんは、ドングリで
鎮守の森づくり伝道者の、宮脇 昭という、偉い先生の信奉者らしいよ。その御陰で、昔、千葉市内の埋め立て地の学校の校庭には、必ず、このタブノキの苗を子供達と植えたんだって。その時の樹が、もう校舎の三階を越えているんだって。数年前も、千葉市内で参加していたおゆみ野の森づくりで、拾って来た実をポットに蒔いたそうだよ。順調なら、もう、森に戻しても良いくらいに成長している筈だとか。

 
あたしんちの前にあるタブノキなんだけれど、以前は池の辺りにあったんだって。その池が埋立てられて、おまけに地主さんが大鉈を振るったんで、今の姿になったそうだよ。ケンニャン達が初めてここに来たときは、枯れているように見えたそうだよ。もし、親爺さんが、こんな姿に成る前にここに居たら、「日陰になってもいいから切らないで。そう騒いだかもしれないね。こんな樹が有ると言うことは、利根川の氾濫も此所迄来たことはない。そう読めるものね。

 タブノキは来月にも実が熟して、それを食べにムクドリが集って来るんだって。食べられて、種が糞に混じって地上に落ちたものでないと発芽しない。親爺さんがそう言って、だからそれまでは待つんだそう。

Img_0095_2  今朝、その樹の根元から見上げて見たら、葉っぱが戻ってきていたけれど、実なんかなっていないんだ。でもね、見付けたんだ。芽生えを沢山。アタシがクンクン嗅ぎ回っていたお手柄さ。親爺さんに貸だ。

 早速、庭に植えたんだよ。何時,大きくなるか?なんて考えたくないけれどね。

 

Img_0097_2 ところが親爺さん、またまた難しいことを呟くんだよ。何でも、芽生えがあった場所の土も合わせて持ってくるべきなんだって。肥料気?。それもあるらしいけれど、土壌バクテリアがどうのこうの。取り敢えずはバケツ二三杯分でいいらしいけれど、それなら地主さんにことわらなきゃ。今日のところは、園芸用の土で植えておくことにしたらしい。でも、本当のところはそれで済むんじゃないの?。




 

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