« 桃尻 | トップページ | 青い花 »

2011年7月13日 (水)

サンブルウィード

 昨日、お尻をかっこ良くトリミングしたことに気を良くして、親爺さん、今朝はアタシの全身をブラッシングしてくれたんだ。いつもは抵抗するんだけれど、オヤツに釣られてしまった。で、櫛取った細毛を集めると、親爺さん、面白がって玉にしたんだよ。丁度、テニスボール程の毛玉になったんで、それをポイって転がしたんだ。直にアタシは追いかけたね。ところが強い風に乗って、コロコロ転がって、アタシとした事が捉まえ損ねてしまったんだ。そのまま、利根川にコロリン。

あ〜あ。

 その後、庭の植物に水を掛けながら親爺さんが話していたんだ。庭の一隅に、植えた覚えのない植物が二本、成長を続けているんだって。最初は雑草として抜き取るつもりで、だけれど一寸気になってそのままに。そしたら、最近になって気付いたんだ。それがコキアだって。

Img_2167  どうしてコキアが此所に?。
心当たりがあるとすれば、以前、親爺さんが働いていた公園で、秋になると丘一面がコキアの紅葉に彩られ、大変な人気なんだ。おそらくは、靴の中に入り込んだ公園の砂に種が混じっていたんだろう。その靴を叩いて干していた場所なんだそうだよ。

 公園で栽培している植物は門外不出なんだけれど、それとは別に、コキアについては種苗購入の契約上でも規制されていたそうだ。
 けれど、普通に市販されてもいるので、親爺さんは、何か特許のような規制に拠るものかと思っていたらしい。そこは親爺さんの事だから、調べたそうだよ。

  その過程で分ったことなんだけれど、コキアの栽培は、米国や欧州、豪州など牧畜の盛んな地域では栽培が規制されているんだって。理由は、牧草を駆逐して蔓延ることらしいんだ。その蔓延る方法と言うのが。。。アタシの櫛取った毛玉が風に乗って転がる。それと同じなんだって。

220pxtumbleweed_038_  
 西部劇の劇中で、荒野を馬で旅するシーンに出てくるんだ。その荒野を玉状になった枯れ草が強風に吹かれて転がって行く。

 そう言う植物を Thumbleweed  と言うんだそうだよ。転がりながら、種を播き散らして生育圏を拡げてゆくんだそうだ。コキアはその一種らしいんだ。

 とにかく雨もろくに降らない荒野で芽生える生命力恐るべし。門外不出の理由にもなろうと言うもんさ。あたしんちの庭など天国かも。蔓延らないよう、アタシが厳しく監視するよ。

 






 

« 桃尻 | トップページ | 青い花 »

植物徒然」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 桃尻 | トップページ | 青い花 »