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2011年11月26日 (土)

野の花

Img_2791   「朝の最低気温が7度だってさ。それなのに咲いているんだ」。
親父さんが言うんで見にいったら、成る程、玄関脇に一本咲いているんだ。

 これなに?。 「ニホンスイセンじゃないかな」。
9月頃、スイセンの球根を買ってこの場所に埋めたのは覚えているんだけれど、今、十本程がすで葉を伸ばしているんだ。勘定が合わないよ。

 「近所から掘ってきたんだ」、と親父さん。
盗んできたの?。親父さん、時々何処からか掘り上げた植物の根や種を持ってくるんだ。

 「これはね、家の前の空き地から掘り上げて移植したんだよ」。

 あたしんちの前に、以前は民家があったんだ。今、あたしんちが建っている住宅地の造成が始まった頃、そこに住んでいた人は家を取り壊して、他の街に移って行ったんだって。理由は知らないよ。
 きっとその家の庭の跡だったんだろうね。そこに芽生えてきたスイセンを見付けたと言う訳なんだ。
 Dsc_0008  買って植えた水仙はラッパスイセンでね、
ワーズワースの詩でも詠われるスイセンと言えばラッパズイセンのことらしいね。とにかく沢山種類があって、専門家でもないと。毒草なんで、アタシには一寸ね。

 同じ様に花が咲いている、これも親父さんが他所から持って来た植物があるんだ。Img_2792 確かイソギクと言っていたよ。
 なんでも海岸の崖地に自生している群落から根の一節を持ち帰って、それを植え付けたらしいんだけれど、僅か半年足らずで数本の茎が立ったんだ。今、黄色い花を咲かせているよ。

 地下茎が延びて、その根から次々に茎が立ち上がるんだね。今は数本程度だけれど、このままの勢いだと、数年でギッシリ周りを覆い尽くすんじゃないかしらね。

 植物関係の記事には、千葉県から静岡県の太平洋岸に自生すると説明されているんだけれど、
以前、親父さんが働いていた公園の海浜砂丘にもイソギクが沢山繁殖していたから、それは人工的に植栽されたものなんだろうか?とか言っているよ。 園芸植物が似合わない海浜の趣きに相応しい”磯の緑”になっていたそうだよ。
 Dsc_0002  
 以前も紹介したけれど、真夏の海岸で見掛けるハマヒルガオも、やはり親父さんが芝生広場で見付けて、庭の隅に移植したんだけれど、巧く根付いてくれたようで一安心さ。何故って?、芝生広場のハマヒルガオは、今は工事で刈り取られてないんだ。
 
 あたしんちのガーデニングは、ケンニャン、マユチャン流の、”気に入ったから買って植えましょ”、的なスタイルに加えて、親父さんの”保育観察型ガーデン”趣向も同居しているんだ。これからどうなるか?。


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