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2012年3月 7日 (水)

復元

  アタシの散歩を終えて、親父さんは千葉市に向かったよ。
久しぶりだそうだけれど、会議があるとかでね。
 だから、一寸古い記事ネタだけれど。確かAsahi com で見たんだって。

Tky201202270089 中国北部の内モンゴル自治区に、約3億年前に広がって
いた太古の森の様子を復元することに、中国と米国の研究チームが成功した。米科学アカデミー紀要に発表した。

 チームは内モンゴルで、約1千平方メートルにわたって掘削調査を行い、過去に火山灰に埋もれた地層から、約3億年前の植物の化石を集めた。その結果、ソテツの仲間やヒカゲノカズラと呼ばれる分類群など、六つのグループの植物を特定することに成功した。高さは10〜15メートルのものが多かったが、中には25メートル以上にもなるものもあった。

 親父さんが言うには、「ソテツは、近所の庭や竹林なんかで、鳥に運ばれた種が発芽して育っている樹を結構見掛ける。つまり気候的には、今と大きく違いはないということでなんだろうね。
 この絵に描かれている森が、この時代の,この地域の極相林なのかな?」だってさ。

 極相林って何よ?。
 植物は人間や動物と似て、最初は同胞や同期の仲間が群れることから始まるんだ。やがてそれぞれが競争したり喧嘩をしたりして、顔触れが変わったグループになる。最後には、親分を頂点にピラミッド構造の群れになって、その土地の環境が変わらない限り、そのスタイルで世襲されてゆくんだよ。そうなった状態の植物の群れを”極相林”と言うんだ。その変遷の流れを"遷移”と言うんだ。

 埋もれた化石や花粉分析から想定出来ることは、その時代に、その場所に、そんな植物が成育していた、ということなんだね。だから、遷移の途上なのか、終着点に在るのかは即断しがたいんだ。けれど、前後の地層から読み取れる環境の変化から類推して、恐らくは極相林なんだろう。そう認識されているんだね。
 
 極相林が気にされるのは、人々が”自然”と視る林が必ずしも同一じゃないんだよ。人が植えたスギや松の人工林を自然と認識する人もいるし、熱帯ジャングルの森が自然とする人も居る。どちらも個人の受け取り方の違いだけれど、親父さん達が、保護保全すべき優先度の高い林は、極相林なんだって。
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 絵に描かれた時代、人が今のように樹を伐り山を崩すようなことはしていないだろうから、火山の噴火や山火事の痕跡が混じっていなければ、極相林。つまり生一本の自然の姿と視て良いんだろうね。

 でも、何だかどうでもいい話だよね。本人の留守を埋める程度の話題ね。

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