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2012年4月13日 (金)

野草

  親父さんが朝五時半に外に出た時、朝日はとうの昔に顔を出した後さ。日の出を見るなら、今の頃は五時前に外に出ないと間に合わないよ。
2569   今日は母さん、色々用事があって出掛けたものだから、親父さんとアタシが留守番していたよ。それでもアタシとの散歩はキッチリ守ってもらわなけりゃ、アタシも怒るよ。で、怒ってまた手に噛み付いてやった。なに、大した傷を負わせた訳じゃないよ。軽い擦り傷さ。勿論、他所の人に噛み付いたりしやしないよ。精一杯ご愛嬌を振りまいているんだ。

08  歩き出して早々に、親父さんが携帯電話のカメラで写真を撮り始めてね。
 何を撮っているのかと思ったら、ナノハナに似た黄色い花でね。
 「キャベツ畑で咲いていたから、キャベツの花じゃないの?。私も始めて見るけれど」、だってさ。
じゃあ大根畑で見たらダイコンの花?。どうも親父さんの知識はイマイチ、アタシには信用できないよ。
 
 その先で又、しゃがみ込んだ。
今度はスミレだってさ。「珍しい」。何が?。
 コンクリートに生えているよ。
 
 その昔、舗装道路の割れ目に大根が根を張った。それを見た通行人が、根性大根なんて呼んでマスコミネタになったとか。
 そんな事を言いながら撮っていたけれど、じゃあ、このスミレは何と呼ぶ?。
  「ノジスミレ」。
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2577    其処から五分ばかり離れた干上がった池に沢山群生していたから、珍しい植物と言う訳じゃないんだ。けれど何でコンクリートの割れ目に生えたのか?。

 そうそう、今朝気が付いたんだ。親父さんが駄目元で砂地に播いたレンゲソウに花が咲いたよ。
 親父さんが言うには、本来は群生していたスミレを見掛けたような、湿った泥地に育つ植物でね。昔住んでいた奈良盆地では、緑肥作物として田んぼ一面に種を播いて、見渡す限りレンゲソウの花畑ができたそうなんだ。千葉県では大多喜町などで栽培されている筈とか。
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  親父さん、一頃千葉市でレンゲソウプロジェクトの立ち上げ構想を温めていたそうでね。どれだけ土壌条件に制約されるか、課題に思っていたそうなんだ。
 とにかく砂地でも水管理さえできれば、花を咲かせることができそうだね。

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