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2012年11月14日 (水)

イソギク

 「夜空に光りの砂を敷き詰めたようだったよ」、と親父さん。

 寝床から見上げたら見えたんだって。それじゃあ、寒空の下で寝ているホームレスのようじゃない。勿論、寝室の窓越しに見えたという意味だけれど、昨日から、急に左肩の痛みで腕が上がらなくなって、横になっても痛みで寝付けなかったらしいんだ。とうとう一晩中、寝返りを打ち続けている時、オリオン座の星の輝きが目に入ったと言うんだ。で、そっと玄関の外に出たら、満天の星空だったという訳さ。

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 その後に迎えた銚子大橋越しに見る日の出の光景は、何とも眩しいものだったそうだよ。

 朝食の後は、アタシは玄関口の階段で横になっているんだ。近くで親父さんが、庭の植物を観察しているときもあれば、日当たりに出て、パソコンを膝の上に開いている時もあるよ。まあ、静かに過ごす一時なんだけれどさ。

2842  今朝は親父さんが手を使えない状態だったんで、例外的に母さんが庭に出て、剪定鋏を使って花の盛りが過ぎた菊を、根元からバッサリとね。バッサリが気に入ったのか、アレも此れもと言いだしてね。親父さんが慌てて鋏を取り上げていたよ。

 菊と言えば、家の北側で、この時季の早朝に二時間程日が当たる場所があるんだ。利根川を越えて吹き付ける潮風を浴びる位置でもあってね。だからそこには、マサキやヤブツバキ、ヤブニッケイといった、臨海性の樹木の苗木が植えてあるんだ。その苗木を当面、潮風から守るために植えてあるのがイソギクなんだって。

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 磯菊と書けばイメージが伝わるだろうけれど、海際の岩礁や崖地に自生しているそうでね。波の飛沫を浴びても、株と株、葉と葉を寄せ合って懸命に生きているそうなんだ。繁殖力が強くて、アタシんちにあるイソギクは、一本の根を移植したら僅か一年余りで、もう充分な程に増えたんだ。今は直径が5mm程の黄色い花が開花しているよ。余り好い匂いとは思わないから、アタシは関心ないけれどね。

 物の本では、犬吠崎から静岡県の御前崎の間の海岸が自生区域と記述されているよ。実際は移植されたりしているそうでね。親父さんが働いていた茨城県内の海浜公園にも、かなりな量の植栽がされているそうだよ。

 今日は、そんな植物の花が開いているよ、という程度の話題でね。本来なら、ホームページの原稿執筆をお願いしてある方々に、ご挨拶と言うか、催促と言うか、とにかく親父さん、今はバイクにも乗れず、クルマの運転も片手じゃあ、事実上何処にも行けなくてね。そんな状態なんだよ。

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