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2013年4月30日 (火)

植物徒然

 強い南風が吹いて、時折俄雨が降ってくるよ。この風向きでは芝生広場は風上になるんで、風の割には波飛沫は上がらないんだ。対岸は遠く離れていても、白波が見えるよ。
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 今日の潮回りは”中潮”。
ここ何年も帆掛け船から遠ざかっている所為か、以前程には潮位に関心を持たなくなった親父さんだけれど、今朝は浅瀬でカワウが漁をしていたので、持っていたスマートフォンで、その時刻の潮位を確かめていたよ。
 潮位は0センチメートル。あちこちに砂州が露出しているんだよ。

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 先週辺りから、アタシが散歩する草むらでは、小さな名も知らぬ草が花を咲かせていてね、地面に鼻を擦らせて歩くアタシには、その花の香りは結構な楽しみなんだよ。
 親父さんもアタシの近くで、やはり地面を舐めるように観ては、後で調べるために時折写真を撮っているんだ。

 だから人が観たら、あの年寄りと犬は地面に向かって、おんなじ格好で歩いているよ、何てね。
 
 ところで時季外れな話題だけれど、先日の日経Web版に、”生きものがたり”というコラムがあってね、その時の記事は、自然写真家の永幡嘉之さんがカタクリとギフチョウについて投稿していたんだ。

 親父さんが言うには、千葉県カタクリはサクラが開花する頃の3月、最後の週辺りが見頃だけれど、その記事を読む限り、東北方面は先週辺りが見頃だったらしいんだ。
 
 県内では千葉市の泉自然公園と昭和の森公園に、それぞれ数百平方m程度の自生地が残るのみでね。殆どは土地開発と温暖化で絶えてしまっているそうだけれど、より冷涼な東北地方では、よりよいコンディションの自生地がある様子だって。
 記事で注目したのは、その自生地についての記述で、クリ林の下に群生・・・と言うんだ。
 鬱蒼としたブナの自然林ではなくて、人手の入ったクリ畑。まだ新葉の伸びる前のクリ林の林床を、明るく、暖かく陽射しが射す。そんな環境なんだね。
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 千葉市の例で言えば、谷津田の北向きの斜面で、クヌギやコナラの雑木林の下。に一度か二度、下草刈りを欠かさないような場所。更に谷津田を吹き抜ける風で、周囲よりは常に数度、気温が低いことがミソなんだって。

 イメージとしては、どちらも似た環境なんだけれど、千葉県の方が、その環境維持の敷居は高い。そう親父さんは言うんだ。もう一つ、カタクリの群落維持には、蟻が関わっているという説があるんだって。蟻が種を運ぶといわれているそうでね。記事では、カタクリの開花する頃、ギフチョウが飛んでくると書かれているよ。蜜を吸うためなんだろうね。
 千葉では、群落地で蝶を観ることはあまりないそうだけれど、蝶も蟻も、花粉の媒介に関わっているんじゃないか。そう親父さんは観ているんだって。

 そろそろアタシんちの庭にアゲハチョウが姿を表す頃でね。幼虫がレモンやミカンの苗の葉を食べてしまうんだ。
 去年、「アゲハチョウなら良いや」と、ケンニャンが静観を提案して、結果は枯れはしなかったけれど・・・。
 今年は、そうそう同じ扱いはできないよ。少なくともアタシに吠えられることはあるだろうね。

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