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2013年6月14日 (金)

花だより

  朝から終日、靄が立ちこめていたよ。
夕方、千葉市から戻った親父さんが言うには,銚子から千葉市への道中、ずっと雲の中を走るようだったと言うんだ。
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 北総台地を越えて干潟に出ると、農道とは思えない、県道並みの直線道路が二十キロばかり続くそうだけれど、今の時季には、沿道のアジサイが満開だそうでね。香取郡多古町にある道の駅の脇を流れる川沿いも、アジサイロードと呼ばれて、この週末は賑わうそうだよ。

 今日の目的地は、千葉市緑区にある昭和の森公園だって。公園の池のスイレンが、靄に覆われて、いい感じだったそうでね。それに続く園内の谷津一面に、ショウブが花を咲かせるのだけれど、何よりホタルが観られるそうだよ。
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 おそらく今月一杯は可能性があるそうなんだ。可能性というのはこういう事なんだって。
 昭和の森の谷津に棲息するホタルは、蒸し暑く風のない曇り日の、午後7時、つまり暗くなって人の顔も分からなくなる頃から、8時頃に賭けて、フワフワと舞うんだって。つまり、その環境条件が整わなければ、観に行っても無駄、ということなんだって。
 先週、ホタルの鑑賞会が開かれてね、大雑把に二百匹程度は確認されたそうなんだ。遠くは都内からホタルを観るためだけに、ユースホステルに宿泊して参加した家族もいたそうだよ。それだけの甲斐はあっただろうね。
 
 親父さんが現役時代、この公園に勤務していた頃は、谷津全体で多くても十数匹程度だから、随分と増えたことになるよ。全くの天然というわけじゃあないそうでね。元は、同じ緑区にある泉谷公園のホタル人口養殖施設から移植したんだって。市内数カ所に試みて、なんとか、移植先で世代交代しながら続いているのは、昭和の森公園の谷津だけだそうだよ。その背景には、千葉県自然観察指導員協議会というボランティア組織があってね、その呼びかけで集まった市民が、ホタルの保育に汗をながしていた筈だそうだから、「その人達の努力が実ったのだろうね」とは,親父さん。
 今月中に、もう一度観察会がある筈だそうだよ。詳しくは、昭和の森のユースホステルに聞いておくれ。

2009_135  もうひとつ、今日聞いた話で、千葉公園の大賀ハス。今週が見頃。特にこの雨が止んで晴れる週末が最高だそうだよ。親父さんも昔、大賀ハスの栽培肥育を担当した事があるそうでね。今、その後を継いでいるスタッフの話だそうだから、きっと間違いないだろうね。





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