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2013年6月27日 (木)

間違い

 昨日の午後から吹き始めた風は、今朝は北からに変わって利根川の川面を波立てているよ。陽射しが高くなるにつれ、増々強く吹きつのっているんだ。
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 久しぶりの強風の所為で、未だしっかり育っていないバラの枝や、傘を広げたような姿の草花なぞは、根元や枝分かれの部分で折れたり千切れたり。
 だから親父さん、午前中は暑い陽射しを浴びながらの庭仕事さ。近頃、庭じゃあ植えた覚えの無い植物が顔を出してね。それが一寸気になる物だから親父さん、そのままにして成育を見守っているんだ。大概は、去年のこぼれ種が発芽した物のようだけれどね。
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 処でまたまた新聞ネタだけれど、毎日JP電子版の記事で、イヌサフランをミョウガと間違えて食べて、重症に陥った人がいる。そんな話題に目が止まってね。
 近頃のガーデニングでは、雑木林風に仕立てた植え込みで、その樹の根元辺りに、いかにも自然に顔を出しました風に植栽するんだって。親父さんも、その昔、公園でそのように植えたことがあるんだって。

* イヌサフラン


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 よく聞くよね。こういった間違いで有害なものを食べたという話が。
アタシ達犬族も、時に間違うこともあるけれど、それでもネギを他の草と間違って食べることはないよ。大抵、有害な植物は、独特な臭気を持っているものでね。匂いに敏感な犬は、そんな匂いを避けるんだ。
 親父さんが自然観察会などでガイド役を務めた折りなどに、一番困る質問が「これ、食べられますか?」。キノコなどは100%、聞かれるそうでね。「キノコについては門外漢です」。そう素っ気なく答えるそうなんだ。
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 * ミョウガ

 食べられたらどうする積もりなんだろうか。そこで食べ始める?。それとも他所で同じ物を見かけたら、摘んで食べる?。大抵の場合、単なる好奇心からの質問でね、ただ知りたいだけなんだ。
 でもね、そういう質問を傍で黙って聞いている人が、意外と危ない。

 今年の春も、親父さんのNPO仲間が主宰して野草を食べる観察会を開いてね。いずれも好評だったそうなんだ。その時はいいんだ。その後、参加者が自分で里山へ出かけて、記憶を頼りに摘んで来た野草を食べる。かなり怖いことだって。

 アタシ達犬族にとっては心外なんだけれど、イヌとつく名前の多くは、似て非なる物。そういう事実が多くてね。
 イヌサフランはサフランとは違うんだよ。店で見るのはミョウガ。
野山でみかけるのはヤブミョウガ。イヌサンショウはサンショウと似ているけれど、親父さん、試しに葉を咬んで酷い目に遭っているそうでね。

 「お父さん、芽が出たジャガイモは大丈夫?」と、母さん。親父さん、ヤレヤレとため息ついていたよ。

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