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2013年7月25日 (木)

砂丘植物園

  南の方角に厚い雨雲がとれないんで雨の心配をしながら親父さん、午後から利根川の対岸、神栖市波崎町の鹿島灘側の海岸へ出かけたよ。刑部岬展望館以外に、神栖市のキャンプ場にも関わりがあってね。そこのホームページの内容を充実させようとしているんだって。
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  先月、神栖市内の野鳥観察愛好家に原稿執筆をお願いしたら、野鳥の観察情報だけ提供してくれてね、原稿は自分で書きなさい。内容はチェックしてあげるからってね。これには親父さんも困ったよ。何しろ野鳥に対する素養がないからね、書き様がないんだって。それでも気を取り直して、自分で分かる分野で原稿を書くことにしたんだって。
 
Img_5754  そこで、先月スカシユリの群落を見付けた海岸へ出かけたそうなんだ。千葉県内の海岸では、スカシユリの群落は既に希少な存在でね。ところが驚いたって。
 海岸の防風林沿いに伸びる道路でバイクを走らせていたら、あるじゃない。其処此処に。既に花の盛りは過ぎているけれどね。これは良い。ホームページで紹介するに値する。そう思ったそうだよ。来年になるかもしれないけれどね。
 ついでに、葉の付け根にできた小豆のような実を採集してね、家の庭に埋めることにしたんだって。そこから発芽すればめっけものだものね。




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 スカシユリばかりだと思ったら、その中にハマカンゾウだろうね。黄色い花が混じっていたんだ。写真を撮ったから、後で確かめるそうだよ。別の場所では、ヤマユリだろうね。白いユリが見つかったそうだよ。
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 この地域について、キャンプ場のホームページで紹介しようと考えていた施設が、砂丘植物園なんだって。元町営、今は神栖市営の施設なんだって。
 で、訪ねたんだ。結論を言えば、ガッカリしたそうだよ。
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  * ハマゴウ
 入り口には、廃屋同然の無人の管理棟があってね。親父さん、ちょっと驚いたそうだけれど、気を取り直して入っていったんだって。
 事実上、放棄されたも同然な状態でね。植物園と言うからには植物展示に加え、解説表示があってもいいものだけれど、ないんだって。海岸の砂防林を利用した施設なんだろうね。クロマツやトベラ、マサキなどの臨海性の樹木は生えているよ。それに紛れて目に付いた花は、ハマゴウだけ。それも蔓延っている感じでね。およそ管理されている状態じゃないんだって。

 「否、砂丘の防砂林に見る普通の植生だから、これで良いんですよ」。そう反論されてしまうかもしれないね。

 親父さんが数年前勤務した国営公園の海浜植物園もそうだったけれど、花を主体に展示する植物園にくらべれば、砂丘植物は見た目地味なんだって。
 だから、そこではインストラクターが来園者をガイドして、砂丘の植物の営みを理解できるようなサービス体制を整えないと、施設の正当な評価を得るのは難しいそうでね。数枚の看板を立てて、これでどうぞというのでは、解る人向けと言いくるめても余りにもお粗末なんだね。
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  * ハマグルマ
 増して無人で、放棄したような雰囲気が漂っていてはね。

同じ紹介するなら、親父さんが偶然目にした同じ海岸続きの防風林や浜に、砂丘植物が結構良い状態で自生していたから、その事実を紹介することにしようと思うって。


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