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2013年7月 8日 (月)

猛暑

  朝の6時前だというのに、もう暑くて芝生広場にはいられなかったよ。
川面はギラギラ光っていてね、対岸の風車も止まっているよ。けれど、さざ波が岸辺に立っていたんだ。それを良く見たら、人の小指程の小魚の群れが、川面を波立てているんだよ。季節によれば、カモメやカワウに猟り獲られてしまうんだろうけれど、そんな鳥も近頃は見かけないよ。
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 余りの暑さでね、外へ出たら道路に手足が焼け付くようなんだ。勿論、大慌てで玄関の中に飛び込んだよ。利根川から涼しい北東風が吹き出したのは、午後になってからさ。家の全ての窓を開け放って、その風が吹き抜けて行く時の爽やかさと言ったら、冷たいシャワーを浴びる様な心地だよ。
 
 その頃になると、芝生広場に何時ものご近所の爺ちゃん達が姿を現してね、何時ものようにお喋りを始めたよ。
 芝生広場を昨日見かけたアカテガニがね、人に踏まれる心配もないのか、ゆっくり横断していたよ。
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  処でね、銚子という街は利根川の最下流。利根川から取水して水道水に用いているんだって。
だからしかたがないんだけれど、その取水した水を飲めるようにするには、他所よりも高度な浄水処理が不可欠なんだそうだよ。それだけにコストも嵩むから、水道料金も高くなるんだって。
 だから、無造作に垂れ流すことはない筈なんだよ。その割には、街中や畑で植木や野菜苗に水をジャンじゃん掛けている光景に出逢うんだ。大丈夫なの?。アタシが気にしてもしかたないんだけれどね。
 親父さんがご近所さんに聞いた話では、それは井戸水なんだって。街中の農家には浅井戸が普及しているそうでね。飲用以外はその水で済ませる家も多いそうなんだ。だから、井戸の無いアタシんちでの水道使用量は、相対的に多い方なんだって。
 井戸水の水質?。けっして良いとは言えないそうだよ。

 どうしてこんな事を話題にするかと言えば、芝生広場に手洗い用の水道蛇口が一カ所あるんだ。普段は問題ないんだけれど、夏休みになると、広場に現れる悪戯ッ子達が、水を出しっ放しで帰ってしまったり、いろいろ悪さをするんだって。
 それを防ぐには、夜間は蛇口の把手を外してしまうことになってね。朝に、再び取り付けるんだって。で、誰が?。
 
 芝生広場の前に住んで、しかも組長さんとなれば、議論の余地はないさ。
「浜の旦那。頼まあ」。いつの間にか屋号まで決められてしまった、親父さんの役目になったそうだよ。

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