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2013年11月24日 (日)

歌声

 今朝は曇っていたよ。けれど朝食を済ませる頃には、空は晴れ渡って暖かい陽射しが降ってきたよ。

 そんな日向で親父さん、パソコン抱えて何かしている風でね。傍へ寄って行ったら、両耳に何か取り付けて、盛んに調子をとっているんだ。聞いたらね、インターネットで音楽を聴いているんだとか。
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 最初に断っておくけれどね、親父さん、人前では歌えない。小さい頃のトラウマを引きずっているんだって。それでも若い頃は、教会で賛美歌を歌ったからね。しかし最近は声を絞り出そうにも喉が固まって声が出ない。音程も全くだって。けれど耳は健全だってさ。楽譜を目で追いながら聞いていると、その歌手が正確に音符を追っているのか、位は聞いていて分かると言うんだ。 

 それはともかく、親父さんが今、熱心に聞き惚れている歌手なんだけれど、Sissel Kyrkjebo という女性でね。北欧の人なんだって。親父さんが最初にこの人の歌声を聞いたのは、確かリリハンメルでの冬期オリンピックで歌ってからだそうでね。
 印象に残っていたそうなんだ。
 
 シセルという名前意外分からなくて、CDも探すには探したそうだけれどね。
先日、youtube で偶然見付けて、ここの処、毎日のようにこの人の歌をインターネットで聞いるんだって。何が良いかって、この人の歌声はソプラノ域が広くて、高音域でも突き抜ける様に高く伸びるから、聞いていてうっとりすると言うんだよ。

 一頃のオーディオ機器では、小さなスピーカーで絞り出す音に比べて、より大きな容量のスピーカーが出す音が好まれたそうでね。人の発声も同じで、声楽家と呼ばれる人達の声は声量が豊かだから大きなスピーカーさ。同じ曲を歌っても、聞いてストレスを感じないって。

 ケンニャンが小中学生の頃、千葉市の少年少女合唱団に参加していてね、親父さんもそのコンサートに聴衆として動員されたそうだよ。ソロで歌うのは大抵は女の子だったけれど、よく訓練された歌声を持っていてね。その後、帰宅してテレビで観る歌い手の、無理矢理絞り出して、リズムでごまかす様な歌には辟易したんだって。
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 シセルに限らず洋楽で耳にする歌手は、声量が桁違いのように聞こえてね。だからもっぱら聞くのはそちらの歌なんだって。勿論、日本にも負けない声量で歌える人や歌手はいるよね。そんな人が歌う歌劇の挿入歌や、懐かしい歌も聞いて、しんみりしているんだって。 

 最近のテレビでは、聞かせるよりも、リズムに乗って見せよう系の歌い手が幅を利かせているからね。でもね、歌を聞こう側にはそれで”善し”としない人たちも沢山いるんだね。だから英国の”のど自慢大会”で話題になったスーザン・ボイルという何処にでもいそうなオバさん。彼女はどう観ても、見せる系にはなれないけれど、その歌声には魅せられるもの。今はyoutubeのスターだってね。
 小気味いい話だよ。
 やっぱり歌声は、聞くに耐えられなければね。




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