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2014年3月 3日 (月)

田畑輪換栽培

 散歩の途中で一軒だけ、庭のハナモモが莟を開き始めていたけれど、アタシんちのハナモモは未だ未ださ。
2012_128 今日はモモの節句だってね。アタシも女の子だって事を,親父さん,忘れていないよね。

アタシも親父さんも降り出した雨に閉じ込められてね。御陰で格別な話題が有る訳じゃないんだ。だから昨日の続きでもね。


 昨今の都市近郊での農業について、第六次産業化が言われ始めているんだけれど、要は農業の自由化に舵を切る必要から、そういう考えが示されているんだろうね。例のTPPラウンド参加が背景にあるんだろうさ。
 これはアタシの言う事じゃないよ。アタシは犬だものね。親父さんが言うんだよ。

 そう言う親父さんも、農学部出身ではあるけれど農学を学んだ訳じゃない。他界したお爺さんが農学者でね、田畑輪換栽培という、つまり多種多様な作物栽培を合理的に組み合わせて,農業経営の安定を図る。そんな研究に取り組んでいたから、その背中を観ていた親父さんも、いつの間にか門前の小僧程度の話をしているんだよ。
 
 で、第六次産業化というのは、農家自身が産直販売や生産物に付加価値を付けるなりの努力で起業して、自助自立をうながそうということなんだね。
 昭和の時代、親父さんもそのような必要性を、お爺さんから聞いていたそうでね。
 
 けれどそうなると、農家から生産物を一手に集荷販売していたJAのような流通業者は、足元が揺らぐ怖れを感じて牽制するのだろうね。
 もう一つの課題は、狭小な農地所有者が後継者難で耕作を放棄して、結果的に遊休農地が増加していることにあるそうでね。そのような農地を集約して大規模農地化すれば、農産物生産組合などの活動が容易になるんだろうけれど、農地管理の権限を握る現行の農業委員会組織がネックになっているとか。
Untitled  
 海匝地域で、新しい”道の駅”の建設計画が取り沙汰されているんだって。今から道の駅を作っても?、という思いはするけれど、既に各地に点在している道の駅では、地域の農家が直売する農産物が飛ぶ様に売れて、既存の流通経路とは異なる流れが生まれている様子だし。

 こんな話をする理由はね、親父さんが参画している銚子市の都市計画マスタープランに関わって、20年後の銚子市の土地利用の要が何になるか?、を考えた時、親父さんは農業と観ているんだそうでね。つまり現在の農業を、お爺さんが研究した田畑輪換栽培による持続可能型の、高度農業地域に転換することなんだって。
 加えて、農業の一次産業から六次産業も加え、都市と農村の交流を念頭においた首都圏近郊農業都市構想なるものを・・・。
 え!、そんな事を言い出すつもりなの?。よしなさいよ、頭のネジが緩んだ年寄りが大ボラ吹いていると思われるよ。それに、水揚げ高日本一と声を張り上げている漁業の人達が黙っていないでしょ。いっしょにいるアタシが困るじゃない。 

 親父さん、現在、日本一の水揚げ量を誇る銚子の活魚水産業も,おそらく20年先には養殖漁業が主流になるだろうから、銚子における活魚水揚げの量は下がって、その分、土地利用についての占有は減ると観ているんだって。

 

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