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2014年5月10日 (土)

ハマヒルガオ

 「どうぞどうぞ、入ってください」。
突然の来客さ。母さんが手の咬み傷の手当のために通っている近所の病院でね、知り合った人らしいよ。その人は無類の花好きを自称したらしくてね。「それなら家の庭は今、花盛り」。そう言ちゃったんだね。「じゃあ、私の車で送りましょう」。
 
 その時、アタシと親父さんは庭に出て、昨日の強風で痛めつけられた草花を剪定したり、引き抜いていたんだ。
 何度も言うけれど、アタシんちの庭は未だ試行錯誤の途上でね。いずれはオープンガーデンでもとは言うけれど、現状はとてもとても。
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 「家の主人は専門家で、千葉市の花の美術館で・・・・。」。「そこなら何度も行きましたよ」。あ〜あ、余計な事を。
 しょうがないさ。お喋りが生き甲斐な母さんだから。たまたま庭に試験移植したハマヒルガオが開花していてね。「私も植えてみたけれど、駄目でした」。その人の言葉で漸く、話の主導権を握った親父さん。改めてハマヒルガオを何故、庭に植えているかを説明したんだ。
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 「大した規模じゃないね」。
午後、親父さんが刑部岬下の海岸でハマヒルガオの写真を撮っている時の事だってさ。数人の観光客らしい人が、ハマヒルガオの群落を前にして話していたそうだよ。親父さん、何故か話し掛けたほうが良さそうに感じたんだって。
 「そうなんですよ。去年に比べて少な目ですね。それでも津波の直撃に耐えて芽生えているんですよ」。「あんたは地元の人には見えないけれど」。
 「実は上に建つ展望館の・・・」。「おや、今そこで紹介されて観にきたんですよ」。

 連休中、親父さんはハマヒルガオ散策ツアーを企画してね、希望する人を海岸まで案内するため、待機していたんだよ。けれど希望者は現れず。企画は空振りだったんだ。
 其れが何故か今日は、三組も「ハマヒルガオを観たいけれど、何処ですか?」って訊ねる人がいたんだって。
 偶然、親父さんが現地に居合わせてガイドしたものだから、皆さん喜んでくださったそうでね。
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 親父さん、来年は海岸で説明することにしたら。
連休後の週末だからだろうね。親父さんが言うにはバイクツーリングやドライブ客は疎らでね。今日来た人達はそれとは違うんだろうかね。

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