遊歩道
今日も暑くなりそうな陽射しの気配だね。
トーキョ、トキャキョク、トーキョ、トキャキョク。聞き馴れない鳴き声が聞こえてきたけれど、コジュケイかもしれないって。親父さんが言うんだから当てにはならないよ。その親父さんね、今日はヘロヘロになって戻ってくるよ、きっと。
薮刈りした跡にアジサイやヤマツツジの苗木を植えるんだそうだよ。
何時もの有志に加えて地元中学の生徒もボランティアを買って出てくれているんだって。
刑部岬を上り下りする小道があって、その昔と言っても鎌倉時代の頃からあったそうだけれど銚子古道。又の名を銚子海道と呼ばれていたそうなんだ。
今では沖合1キロ先に位置する、けれど当時は屏風ヶ浦の崖上にあった佐貫城への道でもあったそうでね。
近代はすっかり忘れ去られていたんだってね。けれど先の3・11津波の経験から、避難路として再評価されたんだって。そこでね、普段から人が行き来する”遊歩道として再整備しようじゃないか”という声が円卓会議に上ったそうなんだ。
以来、旭市民有志に加え木更津市民の助っ人や、銚子市民有志も加わった顔触れが、薮刈りを重ねてきたんだってさ。その作業はこれからも必要なんだそうだけれど、今日から、より積極的な景観整備として、遊歩道に花や樹を植えようという事なんだそうだよ。
作業も基本、趣旨に賛同する有志が働き手になるんだけれど、今では円卓会議から発足した地元NPOが事務局や資金調達役を勤めて、元お巡りさんをリーダーに、地域の区長会やサークルが働き手として参加するようになってね。
親父さんの参加するNPOが刑部岬展望館をベースに連帯する形なんだ。
連帯と言えば、流山市の里山グループは、苗木の一部を育ててくれているそうなんだ。今日植える苗木はね、様々な団体からの公益事業助成金を戴いてね、購入したんだよ。そんな助成金ハンター役はね、大学の先生が努めてくれているんだってさ。そんな様々な立場な人達の恊働なんだって。
経緯はこの位にして、いよいよ出掛けるってさ。水とおにぎり忘れなさんな。
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コメント
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前略 お疲れ様です。いつもありがとうございます。お陰様で要約一歩大きく前進しました。これからが、一層大変だと覚悟しております。
花や木は植えれば自然に花や実をつける訳では有りません。千葉市の四季の森みたいに立派に成長するのは、幾多の管理などの賜物と思いま。 孫たちが(おゆみ野小・中学校)でマラソン大会や各種のイベントに使用されていただいており千葉の孫たち宅にお泊りの際は必ず散歩させていただいております。「四季の道」みたいに、飯岡観光遊歩道となって、多くの観光客なり地元や近隣住民が利用して頂けるよう頑張ります。まだ、始まったばかりで、皆々様のご協力なくして実現できませんので今後とも温かなお気持ちでお手伝いをお願いい申し上げます。
向暑の折お体を大切に頑張ってください。今後ともよろしくお願い申し上げます。秋にコスモス・彼岸花・冬水仙.千両・春桜・夏カンナ・四季折々の花を咲かせたいです。ありがとうございました。 早々
投稿: 戸井 穣 | 2014年6月 3日 (火) 15時10分