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2015年4月 5日 (日)

環境ストレス

 雨の日曜日になったよ。
朝、小用で外へ出た時に葉を舐めてみたんだ。昨日の強烈な北東風でね、さぞや鹿島灘から潮ッ気が飛んで来ただろうとね、親爺さんも舐めていたよ。
 幸い雨のおかげだね。然程の潮っぽさは感じなかったよ。取りあえず今回はそう酷い塩害はおこらないですみそうだよ。でも、この季節はね・・・・。

 外に出たついでだと親爺さん、雨カッパ姿で庭の植物を仔細に観察し始めてね。
何度も言ったことだけれど、アタシんちの庭づくりはね、未だ、生育適種を模索している段階でね。基本的には潮風の吹き付ける方角には、海辺の植物を。比較的風当たりの弱い場所に園芸植物を植えて、様子を観察しているんだ。始めて四年目だけれど、未だ未だ流動的でね。

Img_1901

 失敗例ではね、一番お金を掛けて植えた樹木にシャラノキがあるんだ。ナツツバキとも呼ばれている落葉樹だけれどね。幾つもある枝先の葉が塩害でダメージを受けて、その再萌芽も潮に叩かれて、とうとう枝先から徐々に枯れだしてね。今では地上部1m程度から上が枯れているんだ。同じ傾向がオリーブ、レモン、キンモクセイなどだよ。いずれもここいら辺りでは見掛ける事の少ない樹種でね。バラなども枯れて入れ替わりがあるよ。

 現状で言えばね、強風が吹き続ける場所だから、地面に低く這え広がる植物、たとえばハイネズ、ハマヒルガオやマツバボタンなど。それに小柄な球根植物だね。それが何とかなっているよ。ご近所さんちでよく見掛ける、サザンカ、ツバキ、マキ、タブノキなどもまあまあ。大体の傾向は解っているんだから、これからは生き延びた植物で、ある程度大きく育つ筈の樹を主役に、庭のオシャレ度合いを上げる試みをするそうなんだ
 親爺さん、こんな話、去年も一昨年も言っているからね。何だか言い訳を繰り返しているようだよ。まあ、専門家といえども自然の力には無力なのさ。
 
 言い訳といえばね、アタシは昨日も又、母さんの足を咬んでしまったんだ。
掌の傷も治療中なのに、それが癒えない内にだからね。親爺さんを落胆させてしまってね。まあ、少し出血した程度だから、親爺さんの手当で済ませているよ。台所の隅に居座っていたら、母さんの足が目前でね。小屋代わりのコタツが取り払われて、ここの処、落ち着いた居場所が無くて。

Dsc_0010  それに赤ん坊がね・・・。存在が気になるし、なにより赤ん坊が産まれてからというもの、来客が増えてね。赤ん坊が観たいとか言ってね。アタシを気遣ってマユちゃん、そんな時は赤ん坊を連れて実家に行くんだ。そこで来客に対応しているよ。
 昨日も、親戚の老婆ちゃん達がね・・・。年寄りばかりの街や親族にとって、赤ん坊は久々の話題なんだってさ。そんな老婆ちゃん達、赤ん坊を腕に抱いて「活気を取り戻したよ」って。マユちゃんが言うんだ。それなら「これからは頻繁に」ってね。
 アタシに言わせりゃ一時の空元気さ。それにさ、以前は帰宅して直にアタシの相手をしてくれたケンニャン。けれど最近は先ず、赤ん坊の様子をね。
 
 そんな人の動きに囲まれて、病が癒えきれていない母さん、思う様に身体を動かせない事もあって昨今はストレス過多なんだね。親爺さんに八つ当たり気味。それを仲裁するアタシにもストレスになって。その最中に母さんの足が目の前に。

 とにかく家中の落ち着きが戻るのはもう少し先だね。春は何かと出来事が多いからね。庭の植物もそうだけれど、こういう状況を環境ストレスと表現するそうだよね。

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