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2015年4月29日 (水)

みどりの日

 「春真っ盛りだね〜」って、赤ちゃんを抱っこしてマユちゃんがね、窓越しに庭を眺めて一言。

 アタシんちの庭じゃあね、草花が次々花を咲かせているんだ。今はシバザクラがピンクの座布団になっていてね、今朝辺りからは柵に這わせたナニワイバラが白い一重の花を開き始めたよ。
  後二週間もしない内に、他のツルバラも開花する見通しさ。

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  処で今日は”みどりの日”なんだってね。みどりの日は元々は別の日だったそうだよね。今日は昭和天皇の誕生日だった。そう親爺さんに聞いたよ。

* 平成18年まではそうでした。現在は5月4日に変わりました。

 みどりの日は、緑豊かな街づくりを目指す施策の一つとして、記念日制定されたとか。親爺さん、昭和の中頃か、何時頃かは忘れてしまったそうだけれど、いずれにせよ若い現役の頃さ。例年、この時季になると都市緑化イベントなどでね、千葉市内の公園で苗木の無償配布などのイベントに従事したそうでね。

 そのイベントや、赤ちゃんの出生届けの際に配った、千葉市の花木であるキョウチクトウは、十年程の間で延べ十数万本にもなるそうだけれど、その数から単純に観れば、千葉市内の民家の庭で数軒に一本の割合で、キョウチクトウが花を咲かせている筈なんだけれどね。
 現実は多分、町内で数本でも見掛ければ多い方じゃないかと。都市を緑の街に変えるための施策ではあったけれど、苗木を配って街の緑が増えると言う程には単純じゃなかったってことさ。

 当時はね、サクラや、ツバキなど、一応市民の公募で決まったとは言うけれど、その実、行政が誘導したような。それで選んで決めた数種をね、植える場所があれば何処へでもとばかりに苗を配ったそうだよ。その土地に昔からあった樹種を組み合わせて、生物多様性に繋がるような緑を復興する。そんな取り組みは、未だマイナーだったそうでね。良くも悪くも、その時代の緑化行政と、その施策に親爺さんは関わってきたそうなんだ。

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 あれから数十年経って、今じゃ街も様変わりだそうだよね。住民が減って空き家が増える住宅過剰な都市ばかり。都市のリニューアルも始まっているそうだよね。 銚子市の場合は事実上の無策で、放置される家屋がアタシんちの周囲にも結構あるんだよ。野良猫が住み着いているけれどね。そんな街だから、緑化すると言っても、”誰が?”、何て事になるんだ。

 親爺さんが参画するNPO活動の中で、これからの都市緑化の向かう方向や手法について、仕組みから考え直して提言しようとね、未だ亀の歩み程だそうだけれど、研究を始めているんだそうだよ。

 
夕方、西の空から黒雲が流れてきたよ。

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