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2015年4月12日 (日)

土手

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 日本橋から百キロ。
アタシの足でそこまで幾日かかるんだろうか。三日?。
 親爺さんが通っている刑部岬と東京日本橋の距離だってね。最近、展望館から観える景色に、スカイツリーが加わったというけれど。
 ともかく日本橋から三日掛けて、さらに銚子古道を歩いて辿りつく先には、佐貫城という、今は海の藻くずになってしまった城があったんだってね。そのルート。刑部岬から崖下へ下る坂道を遊歩道兼避難路として使える道にしようとね、数年前から旭市市民と、木更津市民有志がね、土手の薮刈りをかさねているそうでね。

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 今日も又、態々木更津から馳せ参じてくれたボランティアさんに、提唱者で元、学校の先生。旭市民数名による作業チームがね、早くも伸び始めた笹竹の成敗に取り組んだそうだよ。

 親爺さんも参加したそうだけれど、アタシの咬み傷が癒え切ってはいないものだから、然程役には立てなかったそうでね。もっぱら、昨年夏に挿し木苗を植えた土手で、苗の周囲の除草をしたそうなんだ。

 植えた当初はね、貧弱な挿し木苗だったから、雑草に負けてしまうんじゃないかと懸念していたそうだよ。アジサイの苗は比較的良好な生育を見せているってさ。
 ヤマツツジの苗。それは駄目だね。大半が枯れてしまっていたよ。クヌギの苗もそうだね。この二種類は、雑草と篠竹が蔓延る土手の環境に対して苗が若過ぎたんだそうでね。

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 数ヶ月間隔で薮刈りを続けた結果だろうね。
手を入れる前には見掛けることのなかったタチツボスミレが群生し始めたよ。日光が土手に射し込み始めて、土壌が乾き気味になった所為だね。

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 一方、土手から滲み出る水の流れ近くには、以前から見掛けていたムラサキケマンという越年草の群生がね、これも薮が刈り取られた所為だろうね。面積を拡大させていたそうだよ。湿った土壌で生育する植物だそうだよ。

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 「その近くに生えていた黄色の花を咲かせた草。何て名前ですか?」。
活動仲間のオバさんから質問されちゃったって。親爺さん、近頃お風呂の番頭さんや、およそ専門外の活動が増えてね、植物の知識を仕舞った頭の中の引き出しがね。どの引き出しに仕舞ったのか、忘れてね。
 「宿題にしてください」って、時間を貰って、「さあなんだったっけ」。
花や葉の形態がムラサキケマンに酷似しているからね、近縁種だろうと目星をつけてね。花の色が黄色だからキケマンソウ?。
 パソコンで検索したらビンゴ!。

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 昨夏、植えたイソギクとハマボウの挿し木苗はね、雑草に埋もれながらもを生きていたそうでね。日光がよくあたるように周囲の雑草を取り除いておいたそうだよ。
 そんな具合でね、力仕事で役には立てなかったけれど、将来の植生復元に汗を流した半日だったそうだよ。



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