落書き
今朝は雲が低く垂れ込めて、アタシは、転がりそうになる程の強い北寄りの風が吹く中で、フリスビーで独り遊んだよ。親爺さんが近くで見守ってくれていたからだけれどさ。水溜りに入ったり、泥んこになってね。暖かいシャワーの心地よかったことと言ったら。
そんなお天気も午後に向かって回復はしたけれど、アタシも親爺さんも部屋から出なかったよ。
夕方近く、親爺さんに電話があって、靴下に噛み付いて引き止めたんだけれど出掛けてしまったんだ。そして日も暮れた頃に戻ってきてね、話すことには、昨夜だろうね。親爺さんが参画するグループが運営する公共施設でね、建物の軒下で誰かが雨宿りしたんだろうね。そのついでにスプレーで壁に落書きを残していったんだとさ。
親爺さん達が運営を始めてから初めての事でね。スタッフさんが消そうと試みたけれど駄目だったそうだよ。
親爺さんが話すんだけれど、現役時代、公園での落書き被害が絶えなかったそうでね。今は親爺さんのブログの師匠のように、ボランティア活動として落書き戦争を戦ってくれている事例もあるけれど、それは例外的でね。銚子市内もそうだけれど、放置しちゃいけない。速やかに消さないとね、その落書きを観て上書きするような不心得者が寄って来るそうなんだ。
一方、落書きを消すという処置とは別に、警察への被害届けはね、その補修費用に見合って判断していたそうなんだ。けれど、それは正しい対応じゃあない。そういう意見もあるそうでね。
補修費用の多寡じゃなく、公共の財産に落書きする事自体が不法行為だから、警察がそれを犯罪と判断するか否かを含め、対応できるよう、被害の事実を届けるべき。そういう事なんだとさ。
親爺さん、だから今回は警察への被害届けを出す前提でね、スタッフさんに第一発見者として最寄りの警察に電話するように頼んだそうだよ。
今回の出来事でね、いたらなかった事柄に気づかされたそうなんだ。
このような事例に直面して、現場のスタッフさんがどのように対応するべきか、そのマニュアルや、指導が為されていなかったんだとさ。これはね、グループのメンバーに対して助言指導の役割を担う親爺さんが、進言しておくべき事だった。そう反省しているそうでね。すぐ、そうするってさ。
そうそう、ブログの師匠にもね、落書き消しの技術的助言を求めるとさ。
「NPO活動」カテゴリの記事
- 霧の午後(2020.07.10)
- お手伝い(2018.11.03)
- 表彰式(2018.10.30)
- 花の美術館(2018.10.06)
- 花壇コンクール(3)(2018.09.26)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
文字を完全に消すことは不可能です。一番簡単な方法は壁面の色と同じ系統の色で、ある一定範囲を上塗りすることですが完全に同じ色はないので上塗りしていることが分かってしまいます。
ポイントは範囲を限定してきれいな幾何学模様(通常は長方形)で塗っておくことで、これだと一種の模様になります。
投稿: 次郎 | 2015年6月 7日 (日) 02時58分