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2016年8月14日 (日)

タカサゴユリ

 街の彼方此方で家の玄関に張り紙がしてあってね、そこには”新盆”。そう書かれているそうだよ。昨日今日辺りは黒い喪服姿の人が行き来して、それこそ街全体でお葬式でもやっているような風景だよ。
 アタシんちでもマユちゃんの実家がね、昨年亡くなった婆ちゃんの新盆とかで、親爺さんと母さんがお線香をあげに行ったとさ。部屋の中は、ギンギラに飾り付けられていて、お葬式の会場のようだったとさ。家人が話すには、葬儀社の人が勧める飾り付けを選んだら、こうなったと言うんだ。まあ、婆ちゃんが好みそうなギラギラぶりだから、これもありなんだろうね。

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 街は喪服姿ばかりのように見えるけれど、アタシの散歩道じゃあね、至る所に白くて細いラッパのような花が咲いているんだ。本当にやたらめったら目につくよ。
 親爺さん、千葉市に住んでいた頃は意識しなかったそうでね、銚子に越して来て、それもスカシユリの追っかけを始めてから気が付いたそうなんだ。
 
 だから調べたら、タカサゴユリという名の帰化植物なんだね。テッポウユリとの交雑もあって、花姿に変種が多いとされているそうだけれど、花弁に紫色の筋が見られることが特徴で、その筋が薄かったり、消えかけているものなどとね。
 アタシんちの庭にも数株、顔を出しているのに気がついているんだ。植えた記憶もないから、種でも飛んできたんだろうね。
 
Img_4940  

 親爺さん、このユリを嫌っているよ。
春先辺りから、リナリア、ヒナゲシ、マツバウンラン、オオキンケイギクなどなど、草叢の風景を支配するように帰化植物が蔓延るシーンが続いてね。その花が綺麗だと言う人もいるけれど、親爺さん、理屈じゃなく感性として異質感を感じるそうなんだ。だから、花が咲いて確実にタカサゴユリだとわかったら、種ができないうちに抜いてしまうとさ。

 庭には、試しとしてスカシユリやオニユリの種やムカゴを蒔いてあるから、その芽生えまで抜きたくはないそうでね。と言うことは、未だスカシユリの若い株や芽生えを見分けて確認できてはいないって事なんだね。

Img_4942
 親爺さん昨年の秋、植木鉢にスカシユリの種を蒔いておいたんだとさ。春先になっても何も芽生えてこないんで、そのまま放置状態で忘れてしまっていたんだ。先日、アタシが気付いたんだけれど、何やら生えているじゃない。庭には似たような草が生えてくるんで、未だ何の断定もできないけれど、もし何か花が咲く植物だと嬉しいね。親爺さん、ネットで画像検索するそうだけれどね。庭の植え込みに芽生えたユリはもっと船型の葉だったよ。

 また台風が接近しているそうだよね。先日の台風では、例によって潮風の影響だろうね。草花やノウゼンカズラなどが葉を失ってボロボロさ。台風の所為ではないけれど、バラが酷い状態でね。坊主さ。
 例年と違うのは、枯れた枝が目立ってね。それを取り除かなければならないんだけれど、そうしたら、まるで冬季剪定したような季節外れな樹形になってしまうよ。
 トマトの栽培もダメ。成長しないんだよ。加えて既に植えて5年近く経つ庭木が、枝先の枯れを促進させているんだ。環境に自らを合わせようとしているんだろうけれど、バラのように、そのまま枯れてしまう場合もあるしね。鑑賞価値から見れば、もう駄目さ。とにかく今年の庭は何もかもうまくいってはいないよ。
 親爺さんが手入れを怠ったと観ることもできるし、梅雨の雨が思った以上に少なくて、水枯れ状態にも見えるし、いずれにしろ明日からハサミで枯れた枝を取り除くとさ。
 

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