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2016年8月 3日 (水)

樹形

 気づかぬうちに、朝陽が顔を出す方角が最も北寄りから反転して、南寄りに戻りつつあるよ。もう8月なんだから当然なんだけれど、今更ながら気づいた次第さ。

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  処で新聞ネタになるけれど、今朝の朝日新聞電子版に掲載されていた話題でね、”木々の根元がぐにゃり ポーランドのゆがんだ森、深まる謎”。そんな記事を親爺さんが話題にしていたよ。
 
 記事によれば、場所はポーランド北西部グリフィノ近郊の国有林。管理局によると木々はヨーロッパアカマツ。周辺の樹木も同じ種類だが、一角(約0・3ヘクタール)に群生する約100本だけが異形をさらす。樹齢は80年余とみられ、曲がっている方向はどれも北向きだ。

 松の形を眺めると、釣り針状、あるいはアルファベットの”J”のように幹が伸びているんだとさ。おそらく人為的な影響によるもので、伐採されて残された切り株から脇芽が横に伸びて、成長とともに垂直に伸びていった。そんな推測がされているそうなんだ。

 こんな事を話題にしたのはね、似たような事例があるからなんだとさ。
以前もこのブログで触れた話題だけれどね。場所は3・11東日本大震災当時、親 爺さんが単身赴任して働いた茨城県内にある国営公園の松林が似た話だとさ。

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  蛸を逆さに立てたような形でね、親爺さんはこう言った樹形を”株立ち”と呼んでいたよ。多分、切り株からの再萌芽が生長したんだろね。
 今から40年近く前、この公園の開園整備に携わったという職員は、既にその当時、このような樹形の松が林立していたそうでね。景観的に面白いのでそのまま残したそうなんだ。この公園の場合、公園化される以前は米軍の射爆場だったそうでね。ベトナム戦争当時は、戦闘機による実弾射撃や爆弾投下訓練が繰り返されていたんだとさ。当然、その場所に植林されていた松は、爆風で根元から吹き飛ばされたりしたんだね。

 コナラやクヌギの雑木林を見ると、こう言った株立ち形状の樹木が普通にあるとさ。人が薪にするため幹の根元で伐採したんだ。後年、再び伐採して薪をとるため、再萌芽を残して林を育てたからだとさ。

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 確かに見る人が見れば”謎”なんだろうね。
親爺さんがこの公園で働いていた間に、”これ何?”。そんな質問は一度も受けなかったとさ。記事の事例では、皆、同じ方向に曲がっているとか。親爺さん、理由の推測はつくけれど、その場所固有の環境が影響しているのかもしれない。それが何なのか、謎だとさ。

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