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2017年5月20日 (土)

ハマヒルガオ

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 今朝も穏やかに朝陽が昇ってきたよ。
利根川の川縁にピンクの花が数輪、開いていたのを見つけたよ。ハマヒルガオだとさ。例年この時季になると、主に海岸の砂丘で開花するそうでね、この花が開くと親爺さん、ハマヒルガオの追っかけを始めるんだ。
 今日は朝から親爺さん、刑部岬展望館下の砂洲へ出かけたよ。去年までは
刑部岬展望館のガイドサービスとして、観光客に説明などをやっていたんだ。展望館の運営から離れた今年度は、ボランティア活動として、この砂洲でハマヒルガオの植生や生活系などの説明をね、やろうというわけでね。結局、今日はお昼過ぎまで数時間、来合せた写真愛好家や観光客数組を相手にね、ガイドしたんだとさ。

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 一昨年の写真と比較すると、今季は貧弱に観えるよ。

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昨年の4月にこの海岸を強烈な南風が吹き抜けてね、砂が大量に打ち上げられハマヒルガオが埋まってしまったんだとさ。砂丘環境では日常茶飯事に起こる事でね。ハマヒルガオを始め海浜植物は、このような場合にも生き残る術を身に付けているんだとさ。それに植物相互の生存を賭けた競争があって、ハマヒルガオの場合は密集して群落をつくり、根元の砂が風で流されたりする事を防ぐそうだよ。

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 今年の芽生えや伸び方、群落の様子を観察すると、ガラガラポンと掻き回され。群落が細切れになってしまったようでね。数年前のカオス的な状態に後退したようだとさ。
 今までハマヒルガオだけが密集していた場所に、ハマヒルガオだけじゃなくコマツヨイグサやコウボウムギ、チガヤなど、いずれも砂丘で見かける植物が混在しているんだとさ。
 数年経てばこの中のどれかが縄張りを広め、他の植物を駆逐して単一種の群落になるだろうけれど、再びハマヒルガオの群落に戻るかどうかは分からないとさ。

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 それが自然の遷移というものだけれど、観光客は誰もが、このままハマヒルガオの花の絨毯が続くことを願うとさ。

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