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2018年6月19日 (火)

予防接種

 ここ数日、夜雨が降るけれど昼間は晴れ。そんな天気が続いているね。
何かに付け好都合な天気だよ。
 
 最近はすっかり決まり切ったというか、特別な出来事もやることもない親爺さん、起き抜けに東の空を眺めて朝陽が顔を覗かせる様子があれば、カメラを抱えて利根川縁に降りて行くし、そうでなければ庭の植物を、それこそ舐めるように観察して家族の起床を待つ。そんな朝なんだ。
 
 今朝は午前中、孫のコーチャンを保育所へ連れて行く流れで、そのまま病院へ行くと言って出かけたんだ。何か具合でも悪いのかと気にしていたら、10時過ぎに戻ってきたよ。肺炎に対する予防接種を受けてきたんだとさ。

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 市役所から手紙が届いていたんだ。
予防接種の助成制度の案内でね、費用の三分の一の助成があるから接種を受けてくださいとね。
 親爺さん、先立った知人が風邪から肺炎に悪化して亡くなった、そんな人を何人か見送っているそうでね。共通点は世間から隠居して外出もせず、余り活動的ではない生活を送る。そんな人が風邪をひいて入院するに付き添ったそうなんだ。
 病院で医者が診察するなり、眉を顰めてね、「合わせる人がいるなら今のうちに・・・」。なんだい、風邪ひいているだけじゃないのかいと思ったとさ。

 ここ数年来、親爺さんと母さん、年末が近づくと何を置いてもインフルエンザの予防接種は受けるようにしているそうでね。そのおかげなんだろうね。インフルエンザにかかった人が周りに出ても、なんとかやり過ごすことができたんだとさ。
 だから予防接種には一応の信頼はおいているんだ。一昨年、肺炎の予防接種の助成制度があることを、市の広報紙で知って問い合わせたら、決められた順番でお知らせしますが、貴方は再来年です。そう言われてね、それ以前に肺炎菌に取り憑かれたら運が悪かった?。
 幸いそうならずに接種の順番が来たんだ。

 近所のクリニックで予約して、今朝受付の前に立ったら、ザッと数えて十数人、年寄りが既に待合室に溢れていたんだとさ。知らない光景じゃないけれど、ピーチクパーチク、電線に留まったスズメの群れのように賑やかな爺ちゃん婆ちゃん達。その全員が予防接種かと思ったら、さすがに違う様子でね、看護師らしき女性が顔を出して「皆さん始めましょうか」って。
 すると大半の先客がぞろぞろと看護師の後に従って別室へとね。なんだろうね。だからすぐに名前を呼ばれて診察室へ。医者はなにも言わず、極めて機械的に注射針を・・・。顔を背けた親爺さん、痛みを予感して知らず知らずに神経を肩に集中してね。そんなことすりゃ、かえって痛いだろうにね。

 「5年間は肺炎の予防接種はできませんからね」。看護師が変なことを言うと思ったとさ。インフルエンザのように毎年、接種を受けようとする人がいるってことかしらね。親爺さん、そう思ったとさ。だから聞き確かめたんだ。「5年間は有効ということですか?」とね。「重ねてはできません」という返事だったとさ。

 複数回の接種で薬害を起こすとか、または予防接種を受けても運悪く肺炎に罹る場合があり得る。その予防線を張ったのか?。そういうことなのかしらね。謎を抱えて帰宅したんだとさ。

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 夕方、孫のコーチャンを連れ帰った親爺さん、日が暮れるまで玄関先に座り込んで夕日を眺めていたよ。アタシとコーチャンはその周りでそれぞれにね。

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