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2018年10月 6日 (土)

花の美術館

 朝からはっきりしない空模様でね。散歩へも出なかったんだ。
今日は親爺さん、頼まれた仕事で千葉市へ出かけて行ったよ。先月はアタシが引き止めたから電車で行ったけれど、今朝は止める間もなく車でね。もうすぐ後期高齢者に入れられる歳なのに、危ういことだよ。

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 行き先は千葉市花の美術館だとさ。親爺さん、現役時代にその創立と初代館長を務めて、だから今も愛着ある施設なんだとさ。市がネーミングライツを売りに出して、今は親爺さんの知らぬ企業の名前が冠されているそうでね。けれど親爺さん、それを快く思っていないから、相変わらず元の名前で言い続けているんだとさ。
 それに今年度から指定管理者制度で、やはり見知らぬ企業が施設を含め公園全体を運営するようになったものだから、施設に知る人もいなくなってね。様子を見ながら恐る恐る入館したそうなんだ。

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 けれど施設に立って見回せば、勝手知ったるものでね。既に施設を離れて20数年経つのだけれど、まるで昨日まで見守っていたような親近感に満たされたそうなんだ。スタッフから見れば、まるで常連客のような知ったか振りする変な年寄り。そういう事だろうね。

 処で花の美術館を訪ねた用件なんだけれど、先月来取り組んでいる花壇コンクールの最終審査をするためだったとさ。
 先の24号台風の塩害について何度か触れているけれど、銚子ほどではないにしろ、東京湾の最奧に位置する公園に建つ施設だから、やはり潮風による塩害を受けていたそうでね、ことに屋外の花壇や植物にね、葉の茶褐色に変色している様子が観てとれたとさ。だから花壇コンクールに参加している街の花壇も、今日審査すれば、顔をしかめながら見て回る事態になっただろうね。

Img_7366  そんな事を予測していた訳では決してないけれど、今日は先月撮影した写真を見て、受賞作品と賞の冠、つまり千葉市長賞をどれにするかとかね。
 あらかじめ事務局が、審査員の評価点を集計して得点の多い順に並べていたので、話は簡単さ。上位から順に賞を付けていったんだとさ。

 ただし、親爺さん、授賞式の際、それぞれの作品を講評する役目を担っているそうだけれど、その講評について悩む事になったんだとさ。受賞作品は、今年の酷暑を乗り越えて審査に臨んでいるだけに、それを意識した評価が必要だけれど、一方、デザインや工夫という見方ではドングリの背比べなんだとさ。

 余談だけれど親爺さん、数年前まで続いていたガーデニングブームが、昨今勢いを失い始めているように感じるとさ。頻繁にテレビなどに顔を出したり、本を出版して名を知られ、親爺さんも知古あるガーデニング・デザイナーの女性達が、近頃はその消息を余り聞かなくなって、それに続く人たちが台頭していないように見えるそうでね。
 
 それが原因だとは思わないそうだけれど、時を同じくしているようだとさ。
 数年前、ガーデニングのカリスマのように注目を浴びていたアメリカの絵本作家、ターシャ・デューダ婆ちゃんが他界してしまって以来、そんな存在が不在なんだね。なにしろアタシと同じ犬種類を飼い、コーギーコテージと名付けたハウスを所有していた婆ちゃんの写真集故か、コーギー犬もセットなイメージが流行っていたんだよ。最近はペットショップでコーギー仲間を見かけることがないよ。

 カリスマ不在と言えば花の美術館の館長、親爺さんが表敬訪問しようとしたら館長職が空席なんだってね。それじゃ、船長のいない船のようじゃないか。

 

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