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2019年1月29日 (火)

摂食指導

  間も無く4歳になるコーチャン。
歯が生えて以来、食べ物を口いっぱいにほうばって食べるんだ。一口で食べられない物は彼の経験則なんだね。家族に小さく割ることを要求してね、小さくした一片をほうばってね。それが彼の癖だと皆、思っていたよ。

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 今日はコーチャンが通う銚子市の発達支援施設で、摂食指導が行われるということでね。「アタシ達は仕事。だから爺ちゃん代わりに・・・」。そんな訳でお鉢が回ってきた親爺さん、コーーチャン連れて施設へ行ったよ。

 お弁当を持参して・・・ということでね、マユちゃん。彼が食べている物を弁当に詰めたんだ。施設では指導員に保育師。対するコーチャン本人と親爺さん。
 先ずは持参したお弁当を「食べてごらん」だとさ。コーチャン、添え物の数粒のイチゴを手づかみで口に入れたよ。ハンバーグは?。ご飯は?。プイとそっぽむいたよ。親爺さん、焦ったとさ。

 で指導員さん、スプーンでいろいろ手を変え品を変え食べさせようとね。20分近い努力にも関わらず、本人は食欲を示さないとさ。その後、指導が始まったんだとさ。そこで親爺さん、意外な指摘を受けたんだ。
 「前歯と唇を使っていませんね」。どういうこと?。
前歯で食べ物をかみ切ることを、彼は知らないんですよ。知らないから、口に入らない大きさを拒否するんです。結果的に、極めて限られたものしか口にしない。

 知らないって、そんなこと、教えるようなことなの?。
「発達障害児の特徴です」とさ。このまま成長したら、焼き鳥や串団子がダメ。リンゴの丸かじりもできない。恵方巻きも食いちぎれないからダメ。つまり前歯でくしとる動作ができないからとね。じゃあどうすれば?。

 家族が、食べやすい大きさにして与えることが、まずダメ。それが習慣になってしまう。もう習慣になっちゃってるよ。ビスケットは二つ割りにしないと、彼から手渡しで割るよう求められるんだ。スプーンで食べ物を与える時、ボイラーに石炭をスコップで放り込むような食べさせ方はダメ。スプーンを静かに口に差し入れて、彼の唇が閉じた処でスプーンを引き抜く。そんな感じで。

 重要なことは、前歯と唇内側の触覚が食べ物選択に大きく関わっている。その触覚がないと、口の中の別の部分のみで食感を得て、それで適不適を判断する。だから普通の人と違う嗜好になっている。
 つまりは、家族が美味いと感じても、本人は食べられたものじゃない。そう思っている?。その差はあまりにも大きいとさ。
 彼が食べている様子を見ても、さほど人と変わりはないように見えるけれどね。けれど、確かに彼は物を噛めるけれど、前歯で噛み切ってはいないよ。だから挽肉のハンバーグは食べるけれど、焼肉は食べない。う〜ん、こいつは弱った。
 また課題が増えちゃったと親爺さん。

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 処で今朝の散歩中、アタシは見つけちゃったよ。オオイヌノフグリ。
たった一輪だけれどね。春は近い。期待が一気にたかまったよ。

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