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2019年1月 4日 (金)

発達障害と認知症

 「ありがたい」。それ以外にはないよ。親爺さんがね、言ったよ。

 今朝も冬らしい冷え冷えした朝でね。利根川は静かに流れていたけれど、その向こうから潮騒の響きが聞こえてくる。そんな昨日と変わらぬ朝だったよ。

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  今日はコーチャンの登園日でね。
本来は発達支援施設の日なんだけれど、本人の様子から、今日は保育園へ行くことにしてね、父親のケンニャンが車に乗せて連れていったよ。
 発達支援施設はね、生活能力をつけることに主眼が置かれているから、動作や言語の訓練と習得を、一対一での指導が行われているんだとさ。
 
 一方保育園は、集団生活の場としての役割なんだね。だから皆で同じ遊戯や動作をすることを通して、その集団の中でコミュニーケーションの能力を高めることを目指すんだとさ。だから一員として皆と同じことができない。しないコーチャンは、特異な存在なんだとさ。特異というより、園にとっては負担感のある存在なんだ。

 夕方、担当保育士が真顔でケンニャン夫婦と話し合いの場を持ったそうなんだ。来年度、どうするかとね。

 その話し合いの前提には、支援施設に通う様になって以来、コーチャンの振る舞いが目に見えて改善されている。そういう保育士の認識があってね。それならいっそ、施設へ全て委ねたら。そういう意見があるそうでね。

 その意見には、いくつかの異なった受け止め方が生じる余地があるよ。
我が家でのやり取りでも、それは直ぐに出たんだ。

 処で普段から感じていることだけれどと親爺さんやケンニャンが話すには、保育士さん達が園児達を見る目はね、時に母親以上だとさ。そんな人達だから、コーチャンのことを真剣に考えての話し合いだったんだね。感謝だとさ。

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 一方親爺さん、保育園の話には加わっていないけれど、病院へ行ったんだ。
「昨夜眠れなくて、今日の昼間は無性に眠くて、だからリハビリを断った」、と母さん。事実、親爺さんが病室を訪ねた時、母さんはイビキをかいて眠っていたとさ。
 ここ数日、リハビリなど必要ないと、療法士の指導を拒んでいる様子でね。加えて失禁の頻度が増えて、その度に介護師さんの手を煩わせているそうでね。それを黙々と処置してくれている。感謝だとさ。

 母さんの場合、残念ながら思考が辻褄の合わない。元々の性格にもよるけれど、認知症の進行もあるんだろうね。病院に閉じ込められて具合が悪くなった。そう言うんだとさ。以前も、処方薬を飲んで、却って悪くなった。医者にかかって酷くなった。

 倒れるような事態の悪化が起こったから入院することになったのが現実なんだけれど、いつも起承転結が裏返ってしまうんだとさ。親爺さん、こんな厄介な患者を引き受けてくれている介護師さん達に感謝だとさ。

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