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2019年2月 7日 (木)

病院行き

 今朝はね、風はないのに妙に生あったかいよ。
アタシは見ていないけれど、台地の上は地上スレスレに靄が立ちこめていたんだとさ。春の気配かしらね。 

 今朝はとても慌しくてね。アタシのことなぞ誰も見向きもしてくれなかったよ。
おまけに親爺さん、出がけにアタシを家から庭に追い出したんだ。酷い仕打ちだよ。

 今日は結果的に家族全員が千葉市へ行くことになっていてね、それぞれ別行動の予定だったんだ。けれど昨夜、珍しく強い調子の話し合いの結果、先ずはマユちゃんが一番に千葉市幕張へと出発したよ。その後を追うようにケンニャン、コーチャン、親爺さんが家を出たんだ。留守番役はアタシ、そのアタシが庭に出されて置き去りの仕打ちだよ。おやつぐらい置いてけっていうもんさ。

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 ケンニャン、午前中だけ休暇をとっての千葉行きでね。本当はこの時期、メチャクチャに忙しいんだそうだよ。けれど今日は息子の為だからね。とにかく午後の授業に代役はいないからと、何としても午前中で戻ってきたいとね。
 親爺さんは、まあその意図に巻き込まれたようなものでね。

 ケンニャン達の行き先は千葉市緑区にあるこども専門の病院なんだ。
ケンニャン達が家を出て直ぐに出遭ったのは、濃い靄さ。50m先の先行車も見えない程の濃い靄の中、9時の受付に間に合うようにとね。
 親爺さんもその病院の位置は知っていたけれど、訪ねるのは今日が初めて。まあ、こども専門病院だから、親爺さんが行くことはなかっただろうね。
 現役時代、親爺さんが勤務していた地区にあってね。

 予定通りに病院に着いた親爺さん、久しぶりに雑木林に靄がたなびいている風景を見て、妙に感じ入っていたとさ。何しろ銚子市内に雑木林がないからね。
 いや、あるにはあるけれど、落葉樹林じゃないからね。ちょっと違うんだとさ。
まあ、そんな余計な事に目を向けていたそうだよ。何故って、時間こそタイトな今日だけれど、未だ診察や治療などという具体的な話じゃなくてね。受付て置くというのが用件だったんだとさ。

 発達障害なコーチャン、視力検査ができなかったんだ。例えば、視力表を見て、見える見えないを答えるあの検査。彼は視力表を見ても、「見えますか」っていう問いに「・・・・・」なんだ。問いかけに応答しないものだから、検査にならないんだね。だから少しは子供に親しんでいる専門医に診てもらった方が・・・。
 小児科医がそんなことを言うんだ。けれどまあ、そう言われたんだからとね。

 彼にかけられている疑いは斜視。実は親爺さんも子供の頃は酷い斜視でね。団体写真に、ななめ上空に顔を向けているただ一人、それが親爺さんなんだ。
 その時、本人は正面を見ているんだけれどね。
「自然に治りますよ」って、当時の医者は言ったよ。そのとおりでね。若干未だ癖として残ってはいるけれどね。だから、その自分に比べてはるかにマシなコーチャン。それが現代医学では、手術で直せますとさ。やりすぎじゃない?。

 ま現代を、これから先を生きる世代の親としてはね、放ってはおけない気持ちなんだろうね。近眼も手術で治すんだ。
 医学の進歩なんだろうけれど、やれやれというのが親爺さんの気持ち。この先、どんな結果になるやら。
 千葉からの帰途、途中下車したケンニャンと別れて親爺さん、母さんの病院へ立ち寄ったそうでね。依然、インフルエンザで病棟は閉鎖されていて、中の様子は分からなかったとさ。けれどいつもよりは多めの洗濯物を受け取って、戻ってきたよ。きっと病院内の母さん、相変わらずなんだろうね。

 強い南風は夕方には静まったよ。



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