« 30年経って(2) | トップページ | 誕生 »

2019年6月24日 (月)

発達障害

 それにしても今日は終日寒いよね。毛皮を纏うアタシが言うのもなんだけれど、親爺さんはジャンパーを着込んで、それでも屋外に出て来るのを嫌がっているよ。梅雨の季節、一度や二度はこんな梅雨寒な日があるよね。

 ここ数日、湿気を嫌う楽器のため除湿機を置いた部屋があってね、それを運転したんだけれど、驚いたね。一晩で2リットル近い水を回収したとさ。これじゃ黴が増殖する筈さ。先週、千葉市へ行った折、ケンニャンが雨の中、一時間近く並んで買った食パンをね、惜しんで少しずつ食べていたら、数日もしない内に親爺さん、お餅に生える青カビがその食パンで増殖していることに気がついてね、未だ大丈夫なパンの中央部を除いてあとの大半を捨てたんだ。ケンニャンの悔しがること。だから今は購入翌日には冷凍しているよ。だから並んで買っても味わいたい風味は台無しさ。梅雨の湿気には勝てないよ。

 今日のアタシの散歩はお昼頃になったんだ。親爺さん、朝一番で孫のコーチャンを隣町にある療育施設へ連れて行ったんだ。その所為でね。

Img_0602

 母親のマユちゃんがね、気配が未だないけれど出産予定日も直ぐだしね、大事をとってという訳なんだ。コーチャンの時も予定日をかなり過ぎたという記憶があるよ。ご近所さんちは、もよおして僅か数時間で産まれたと聞いたから、ケンニャンから家族に対して臨戦態勢をね、宣言されているんだ。もっとも本人は普段通り出勤して行ったけれどね。

 親爺さんが今日訪れた療育施設だけれど、カトリック系の施設でね。様々な障害者対応の取り組みをやっているんだとさ。その一つが小児心理科に属する言語療法なんだ。コーチャン、仕草で自分の要求を表すんだけれど、単語レベルの言葉が時たま出て来る程度でね。後は「あ〜、ウ〜」のレベルなんだ。言語療法はね、先ずは語彙を増やすことに傾注しているよ。例えばリンゴの絵を見せて、「リンゴ」とね。発達障害児に対する誤解があるといけないから特に触れるけれど、程度は一人一人違うんだ。コーチャンの場合、言葉が出てこないけれど、家族や彼の周囲の会話については年齢相応に理解できている様子だよ。だから変なことは本人の前では話せないよ。

 じゃあ、発達障害とはどんな症状なんだ?と。表面的な振る舞いのユニークさは、発達障害者一人一人違うそうだよ。コーチャンの場合は彼を観察することである程度はね、知り得るんだけれど、どうしてそうなのかが謎なんだ。「発達障害の青年が、自身の感覚で書いた書籍がある。それを皆で読もう」。いかにも教師が生徒に読書課題を課すような提案だけれど、その書籍を電子版で取り寄せてね、彼が先ず読んでいる処なんだ。

 「著者はね、できの悪いガンダムを操作しているようで、自分の手足が自分の思うように動かない。思っていることが言葉にできない。他の人と繋がらない」。途中まで読んでケンニャンが話していたよ。30年前のPCと現代のAIの違いのようだね。各種のプログラムを統合するソフトが未発達。そんなことかしらね。

 その著者は、ア〜とかウ〜とかしか言えない。手で文字が書けない。けれどPCを使ってしっかりした文書を書いているそうでね。一体どうなっているのか、それもまた難解だよ。

 

 

 

 

 

« 30年経って(2) | トップページ | 誕生 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 30年経って(2) | トップページ | 誕生 »