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2019年6月13日 (木)

支援

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 下水管渠の移設工事で利根川の川岸に出られなくなって、だからグルリと街を大まわり。急いだんだけれど陽は昇ってしまったよ。六月の嵐が去って、アタシンチの庭に深い爪痕が残ったよ。親爺さん、家族がまだ寝ている早朝から、傾いだ若木を植え直したり、痛んだ草花の株を引き抜いたり。朝のうちは肌寒かったけれど、皆の通勤時間には額に汗さえ流れていたよ。

 処で今日はマユちゃん母子揃って旭市内の療育施設へ、言語発達支援のプログラム受講に出かけたよ。親爺さんとアタシは留守番役で、強風に傾いだ庭の植物の復旧に汗を流したよ。

 「保育園の担任保育士さんが二人、コーチャンの様子を見るため同席してくれたよ」。帰宅したマユちゃんが話していたよ。発達障害を抱えているのはコーチャンだけじゃない。意識して周囲を見回したら、片手で数えられるほどさ。大人だって目に付いたどうにも振る舞いのぎこちない人物も、発達障害の疑いがありそうだしね。つまりその積りでみれば、おどろく程沢山いるんだとさ。そうなんだけれど、発達障害者の治療と言うか、療育に取り組む施設や専門家は少ないよ。

 コーチャンの保育園でもね、当初は保育士の手不足が理由で彼を十分ケアできない。そう言われていたのさ。けれど其処をなんとかと頼み込んで今日に至るんだけれど、親爺さんがコーチャンを保育園に送って行くと、彼方此方から「コーチャン おはよ〜」って声がかかるんだ。彼はその声に具体的には反応していないけれど、誰もそれを咎めていないんだ。むしろ最近は、彼の登園を待ち構えるように子供達が駆け寄って、親爺さんからコーチャンを引き離して園庭に連れてゆくよ。みんなが気遣ってくれているんだとさ。

 今日も保育士さんが、コーチャンが先月から市外の療育施設で取り組み始めた言語発達訓練をね、見学して保育園の活動とリンクさせようとね。保育園だけじゃないんだ。コーチャンが通う市の発達支援施設のケースワーカーさんがね、保育園に来てくれて、彼の様子を観察してね。言語支援のトレーナーさんも施設に来てくれたし、コーチャンが通っている施設の関係者が、コーチャンを軸に相互交流するようになって、全体が一つの輪になって動き始めてね。どうもそう言うことは、コーチャンのケースが初めてのようでね。

 どうやらこれは格別な支援対応な様子でね。多くの場合、施設単位ではそれぞれ子供達に対する個別ケアは丁寧に取り組まれている様子だけれど、施設の垣根を越えての動きとなると、事例はまだ少ないそうなんだ。そんな支援を受ける側としては、感謝だね。

 話の舞台は変わるけれど親爺さん、これまでに関わったり興した活動で、成功として周囲から評価された事例のほとんどは、アイディアもさることながら、その実施が人のネットワークと協働で成り立った場合なんだとさ。振り返れば、親爺さん一人では成し遂げられなかったものが、多くの人たちの協働で成り立った。だからコーチャンの場合も親爺さん、家族だけで抱え込み悩まぬよう、心しているそうなんだ。

 

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