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2019年6月18日 (火)

準備

 ここ数日、夕方になると親爺さん、玄関先にキャンバスの椅子を持ち出して、コーヒー片手に夕暮れを眺めているんだ。アタシはその脇、階段に陣取っているよ。今日もそうさ。写真を撮ったその後、西の空は息を飲むような鮮やかな朱色に染まってね。写真を撮り直せばよかったのにね。とにかく梅雨最中とは思えない日だよ。

 朝陽にも感動するけれどね。

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 処で数日前からマユちゃん、熱心に部屋の片付けを独りでやっているんだ。まもなく出産だからその前に、ということではなさそうでね。なんでも明日、来客があるそうなんだ。とにかく何でも手近にホイホイ置く傾向のあるケンニャン、マユちゃん。その後はそのままだから、我が家は足の踏み場もないほどに散らかっているよ。過って、ケンニャン、マユちゃんが掃除や片付けする姿を見たことがない。というのは言い過ぎかしらね。控えめに見ても親爺さんと大きく違う点さ。

 それがね、来客が来るからと慌てての片付けなんだ。今までだって来客はあったよ。その度に見える範囲の散らかしは片付けてはいたけれど、今回は見えない範囲も片付けているから不思議さ。おかげでゴミ袋8個をゴミ出ししたとさ。まだまだあるんだって。

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 親爺さんを見上げたら、「それはね、家庭訪問だからだよ」ってさ。ケンニャン、マユちゃん二人とも家庭訪問する側でね、逆に受け入れる立場は今回が最初なんだって。「つまりさ、訪問する側も、受け入れる側も同じ教育関係者という、ある種特別な同業者意識が潜んでいるんだよ」、って。同業者に弱みは見せられないということだろうね。

 言い忘れたけれど、コーチャンが対象の家庭訪問なんだ。彼が通う銚子市の発達障害児支援施設のケアマネージャーさんがね、本人の生活環境を知っておくための訪問なんだとさ。どんな話向きになるのか、明日来れば分かるだろ」とさ。処でその支援施設から電話で「コーチャンの足に無数の痣や傷がありますが、どうしたの?」。ご心配ですか?。決して幼児虐待の跡なんかじゃありませんよ。近頃は、いたましい事件を報じる記事が目に付きますからね。ともかくコーチャン、やんちゃっ子でね、ブロック塀の上から草叢にジャンプしたり、寝転がったり。アタシの真似をするからなんですよ。素肌むきだしのままね。

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