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2019年10月 8日 (火)

意味ある兆候

 ”歩こ!歩こ!、わたしは元気・・・蜘蛛の巣くぐって、どんどん歩こう”。ジブリアニメの劇中歌。その一節だけれどね。コーチャンが頻繁に見ているYou tube動画でアタシの耳にも届くから、いつの間にか記憶してしまって、親爺さんとの散歩時、イメージしてしまうんだ。

 今朝は昨夜の強い雨も止んで、道は未だビッショリだけれど散歩へ出たよ。昨日はサボったんだ。家を出て何度か角を曲がった先にある露地に入るとね、人の背丈ほどの高さに道を横切る様に無数の蜘蛛の巣が張り巡らされて、アタシはともかく親爺さんがね、ひっかかるんだ。だから棒切れを片手に蜘蛛の巣を払いながら前に進むんだ。昼間、住人が出てくる頃には粗方誰かが引っ掛けて、蜘蛛の糸は切れ切れになってしまうんだけれど、アタシ達が通る時は、たいてい一番目だからね。で、そんな時にジブリソングを思い浮かべて、蜘蛛の巣なんぞは親爺さんに任せて、アタシは先へ先へとね。

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 処で今日は銚子市の発達支援センターでね、支援プログラムを担当するスタッフさんや保育士に小児心理畑の医師などが集まって、コーチャンについての近況を話し合う会合が開かれたんだとさ。発達障害を疑われる児童が10人中1人はいるといわれているよ。親爺さんが支援センター行きの送迎バスを待つ時も、数組の保護者と子供が待っているんだ。千葉市での支援プログラムの会場でも出会うとさ。勿論、そんな家族や児童にはかかりつけの医者やカウンセラーが付いているだろうけれど、そのような専門家が、組織の壁を超えて集まり、1人の男の子、つまりコーチャンに関わる情報や所見を披露して、今後の指導について話し合う。余り例はないそうだよ。ありがたいことでね。そのような場には必ず家族が同席して、家庭での接し方や躾をする立場での参考に、検討会の一部始終を聞いているんだ。で、今日は母親であるマユちゃんが出席したんだ。赤ん坊とコーチャン本人を親爺さんに預けてね。最近は日々、ベビシッターしてる親爺さんだよ。

 さて、そのマユちゃんが親爺さんやケンニャンに語ったことなんだ。会議で注目されたことは、コーチャンに”他者の存在に対する意識が芽生えた”ということでね。例をあげると、リレー走行ができるようになったとさ。今まではスタートラインに連れてこられても、棒立ちになるか、コースなど無いかの様に走り出したり逆走したり。バトンを仲間に渡さなかったり。つまりは1人でパフォーマンスしているだけだったよ。

 それが未だ運動会の練習に過ぎないけれど、皆と一緒に走り、バトンリレーをしたそうでね。仲間がテーブルを囲んでいても、我関せずだったとさ。ここ最近は、その集まりに割って入るそうでね。未だ言葉は出ていないそうだけれど、仲間との意思疎通は付いている様子だとさ。

 ささやかな事だけれど、大きな前進じゃないか。会議の出席者はそう話していたとさ。そんな改善の跡が見られる。だから先生たちもコーチャンを見捨てる事なく、見守ってくれているそうでね。本当に感謝だよ。

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