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2019年12月12日 (木)

尾を引いて

 一昨夜、発達障害と指摘されているコーチャンは、今までにない行動を見せたけれど、その中でも家の、特に自分の部屋やオモチャ、一時も手放さなかったお気に入りの毛布、それら全てに拒絶反応を示してね。そして昨夜、彼が選んだ寝場所は親爺さんの寝室だったんだ。一昨夜は父親が、昨夜は母親が床に寝具を敷いて彼に付き添ったよ。

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 寝室を追われた親爺さん、昨夜は彼の部屋で彼の毛布に包まって寝たとさ。そして一夜明けた今朝、一見、機嫌が直ったように見えて支援施設には元気に出かけたコーチャン。けれど、彼を支援施設から連れ戻った際、家の入り口で再び泣き叫び始めてね。一時は機嫌が戻って食事を摂ったけれど、偶然、親爺さんが洗濯機から彼の毛布を引き出した、それを見た途端に泣き出してね。家の外へ走り出ようとするんだ。母親、親爺さん、相手は誰でも良さそうで、手を引いて、ただただお出かけをせがんで泣き叫ぶ始末さ。それを見てアタシも思わず同調して吠えてしまったよ。

 その時、母親は夕食の調理に手を取られ、親爺さんは泣きぐずる赤ん坊にミルクを飲ませてと、騒然としていたんだ。ともかく手が空けばお出かけすると何度もコーチャンに言い聞かせていたよ。電話で帰宅を急かされて戻った父親のケンニャンが、ようやく彼が求めに合わせて車に載せて、再度出かけて行ったんだ。

 さて、数十分後、そのドライブで戻ったコーチャンがどのような反応を示すか?。家にいた家族が固唾を飲んで待っていると、聞こえたのは父親抱えられて、泣きわめいていたコーチャンの声さ。どうやらドライブ中は機嫌が戻っていた様子でね。けれど家の近所に戻った辺りから様子が変わったらしいんだ。 一体何がどうなったのか?。家族にも皆目見当がつかず、原因も分からない。 今日1日、家族はハラハラしながら彼との対応でぐったりさ。機嫌が猫の目のように変わるんだ。改めて自閉症スペクトラムの症状の一端を突きつけられているようでね。

 偶然だけれど明日、発達障害の診療では名をしられた医師に診療予約が取れているとかでね。思いもかけぬ事で診療の課題を提供することになってしまったよ。けれど明日は親爺さん、コーチャンを診療所に連れて行く母親に代わって、赤ん坊の世話役だとさ。ここの処、二人の孫に1日5時間以上は付き合っている勘定だとさ。え!お前には2時間だって。

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