音の会話
今朝の起床は4時40分。で、親爺さんが撮った写真がこれさ。河口に向かうカワウの群れさ。
処で、14日のインターネットで読んだ記事のことだとさ。
出だしはね
熊本地震から1年、命を救った「音の会話」
TBS系(JNN) 4/14(金) 20:12配信
熊本地震では、多くの方が倒れた家などの下敷きになりました。そのなかには、「音の会話」によって命が助かった女性がいました。私たちが震災に遭ったとき、命を助けるヒントがそこにありました。
・・・・・・・がれきの中でモノをたたき、合図を送り続けていた女性。命をつないだ「音の会話」とは・・・
その記事を読んでいた親爺さんが思い出したことはね、先月、親爺さんが活動仲間の大学教授と実行した親子防災体験・・・自然から学ぶシリーズの自然教室の事でね。屋外の自然観察の合間に、階段の踊り場に据え付けた雨樋の事なんだとさ。教授がね、その雨樋を三階建ての刑部岬展望館の階段に設える事に熱中してね。出来上がった仕掛けを子供達に見せて、上と下で伝声管のように使わせていたそうなんだ。
それに付き合っていた親爺さん、「声が届く階段室で何の意味が?
」とは正直な気持ちだったとさ。何とも無意味な遊びじゃないかとね。
けれど、インターネットの記事で目から鱗だとさ。
瓦礫に埋まった人が、物を叩く音のやりとりで励まされ、情報を得たという体験から知り得ることは、瓦礫の隙間に、もし近くに雨樋のパイプでもあればそれを差し込んで、救助を待つ人の近くにまで届けさせることができれば、伝声管としても、酸素パイプとしても、水を届けることも。つまり物を叩いての交信以上の有効な手段になるんだね。教授の意図をそこまで読みきれなかったことを親爺さん、恥じてしまうとさ。
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