イベント案内

2013年6月18日 (火)

ガイド

 朝は南からの風が吹いてね。その所為かとても湿気っぽいんだ。
梅雨だから当然なんだけれど、それだけじゃないよ。太平洋から潮っ気のある空気が押し寄せてくるからね。
 親父さんも言っていたけれど、今日の刑部岬からの眺めは、湿気で水平線が薄らぼんやり、だってさ。
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 今日は親父さん、旭市へ出かけてね、駅前の観光ボランティアガイドの活動拠点を訪ねたんだ。ここの人達はね、既存の組織との関わりもなく、まさにボランティアとして、街を訪れる人に街のガイドを始めたばかりでね。まだ実績はないんだ。実は親父さんも、刑部岬展望館でね、施設を訪れる学校児童生徒を対象に、ガイドサービスを始めようとしているんだ。 環境学習プログラムって言うそうだよ。
 とは言え,現状では親父さん自身がガイドを務める他なくてね。覚悟はしているけれど、出来るだけ地域の人達の助力も得たいのが本音だそうでね。だから、活動の連携をお願いしているそうなんだ。
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 ガイドサービスと言っても、その目的はいろいろあってね。今、組織として存在するのは,観光協会などがあるよ。その観光協会が,駅前などで案内所を開いている例は多いけれど、基本は情報提供なんだって。
 一方、ボランティアガイドの人達が考えるのはアテンド。つまり寄り添うことなんだね。訪問者と一緒に街を歩いて、市民交流することなんだって。これは簡単じゃないよ。負担も大きいしね。

 こういった発想は,”もてなす”。ホスピタリティーとも言われるけれど、そんな心が無いと出来ないよ。
 先日,親父さんはこんな会話の場に居合わせたんだって。
片方は、その土地に永住する余所者。もう一方はその土地に生まれ育った土地っ子。
 先ほどのガイドサービスは余所者が言い出したことさ。それに対して、土地っ子は総じて冷ややかでね。「何にも知らないくせに」とね。
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 「そんなことを言っても、アンタ達は何かしたか?。我々の乗っている船が沈みかけているのは解るべ〜」とは、余所者。
 そんな応酬が繰り広げられてね。「まあまあ、そこを力を合わせて」と、親父さん。
 こんな場面は、あらゆる場所で幾度となく目にしているそうでね。

 土地っ子は、聞かれたら答えるけれど、自ら,何かを語るセンスに乏しいのは事実でね。
 この街の場合「又来てください」。土地っ子はその一言を言わないんだよ。決して”もう来るな”と言うことじゃないのにね。一方で、観光客の誘致でなんとかしなきゃと、腕組みしているんだ。面白いね。
 ともかく親父さん、この場面じゃあ、余所者側なんだよ。
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2009年8月 7日 (金)

メダカシンポジューム

 8日に四街道市で全国めだかシンポジューム が開かれるそうだ。
ナチュラリストで作家のC.W.ニコル氏を講演者に招いて2日間に渡って開くそうだから、力が入っている。きっと盛り上がるだろう。

 私個人のメダカへの関心は、左程強くはない。

 その昔、子供達との野外観察などで小川の水たまりで小魚を見付けると、私には見分けがつかないのだが、子供達は互いにメダカだ、否、カダヤシだ。時にタップミノだ、グピーだと賑やかだ。

 大抵一人二人はメダカの飼育経験があって、採集して持ち帰ろうとする。水槽での飼育は、金魚の飼育と同じく容易だと言う。

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 そのメダカ。たかがメダカと思っていたから、先程、インターネットで検索して、環境問題としてのメダカ保育への取り組みを知り、認識を新たにした。

* 画像 Wikipedia より

  現役時代、メダカ絡みのクレームに困惑したことがあった。

 このブログで再三話題にする緑区のおゆみ野の森近くに、大百池公園がある。この公園は、緑濃い丘陵の森と池のある大きな公園だ。

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 * 画像 Google Earth より

 昔は大百池(おおどいけ)にはメダカが沢山いた。公園になり、池の護岸を敷石に改造したことで、メダカがいなくなった。どうするつもりだ!。老人の一途なクレームだ。同伴した議員も一喝。  

 メダカは、稲作と深く結びついている。

  田植えの頃、田には小川や溜め池から水が引き込まれ、夏の中頃の出穂時期までは水を張る。水と共に流れ込んだメダカは、水田に水が張られている間に、稲の根元に産卵する。孵化した稚魚は、田の水を抜く頃までには成長して、小川やため池に流れ出る。

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  *  Web 検索画像 より

  それはそうとして、メダカが好んで生息する泥底の水たまりは、天敵の集る餌場だ。そのような環境下でメダカのような小魚の子孫継承策は、ひたすら数頼み。  

 学生の頃だが、研究者だった父のお伴で、水を張った水田に入り調査を手伝ったことがある。農薬の影響を調べるためだ。

 ある時、1アール。テニスコート3面分程か?、の水田の水抜き口に網を仕掛け、水を抜いた。その時は両手一杯以上の小魚。フナやメダカ、ザリガニ、タガメが残った。

 出来るだけ丁寧に数えたら、メダカが五百匹以上いたように記憶している。雄、雌、産卵前、後の区別もないから、ただ、居たということだけの意味しかないが。

 1回に10個程度の産卵を前提に推計すれば、計算上は田1アール当たり百数十匹の産卵可能な雌メダカと、それに対応する雄がいなければ、五百匹にはならない。昔は広い水田面積があったから天敵から逃げおおせる機会もあったかもしれないが。夏の頃、田の水が抜かれる時、繁殖したメダカも流され、小川や水溜まりなど、更に厳しい環境に置かれる。一説に、自然界で1年後のメダカの残存率は数%以下と言われる。とすれば、何とか翌春の産卵期まで必要な数のメダカが生き残るための分母は、千の単位になると思うのだが、どうだろう。

  大百池は主だった水源がない。僅かな雨水が流れ込むため池だった。

 周囲の水田の農業用水として、春先から夏の中頃までは水田に水を供給し、夏の頃からは溝を通して貯水する。その昔、メダカが数多くいたなら、周囲の水田や湿地との水の往来があったはずだ。公園以前の池を知っているが、水深が、堰堤間際でも膝以上あったから、池でのメダカの繁殖には不向きではなかったか?。

 件のクレームは、水槽で簡単に増やせた事を根拠に、ホタル養殖施設と同様な取り組みを求める内容だった。それへの解答だが、昔のようにメダカを復活するためには、大百池の周囲に数ヘクタール以上の水田があ り、相互に水の往き来の仕組みが必要と答えた。住宅地に囲まれた現実では事実上、不可能と断じたので当然の事ながら、クレームを持ち込んだ人からは非難された。私の推論は、かなり粗雑なものだから、今日のメダカ研究の盛り上がりの元では、まな板のコイにも値しない。昔の事でよかった。


 

 

 

 

 

 

2009年7月29日 (水)

観察会のお誘い

   彼岸花は御存知だろう。秋に入る頃、畑の脇や土手に咲く朱色の造花の様な花だ。文学の中では曼珠沙華として知られている。この彼岸花は、見掛ける時は茎の先に花が付いているけれど、葉は見当たらない。実は、私も葉を見た事が無い。特に珍しいのではなく、その気になって観察したことがないからだ。

 同じ様に、花を見掛ける頃には、葉は既に役割を終えて枯れてしまう植物がある。お盆の少し前頃、雑木林の木漏れ日が映える場所で、遠目には彼岸花に見える。その名を、キツネノカミソリと呼ぶ。

 私が知る限り、雑木林で定期的に下草刈りが行われ、笹などの背丈が30cm前後に保たれているような明るい林床に顔を出す。
 
 千葉市内では、おゆみ野の森づくり活動と同じく、市民レベルで森づくりが展開されている場所が幾つかある。稲毛区天台の県総合陸上競技場から歩いて五分程度、
園生の森公園もその一つ。

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 此所で活動を展開する
園生の森公園を育てる会8月8日(土)にキツネノカミソリ観察と森の夏祭りを楽しむ集いを予定している。

時折、このブログで写真と話題の提供を受けている、千葉の自然に親しむ会のOo姉が観察指導を担当すると聞いている。千葉の自然に親しむ会の主要メンバーもサポートするのだろう。
 いずれも
アヤメカキツバタの妙齢な方々だ。それを目当てに、などと言うと真面目にやってんのよ!。そんな怒声が飛んでくること間違いない。しかし........だ。子供達の為のお楽しみもあるから、是非。
 詳しくは千葉市ホームページ、千葉市園生の森公園 。または千葉市政だより 7月15日号で。

くれぐれも帽子、長袖、長ズボン、厚底の靴で。

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*  ヤブガラシ

2009年4月 6日 (月)

歴史散歩 参加者募集

 “ご近所の底力”。そんなタイトルのテレビ番組を見た事がお有りだろうか? 町内の問題に隣近所の住民が力と知恵を合わせて解決する。そんな状況設定だったと思う。

番組のアイディアの源は、諺“三人寄れば文殊の知恵”だと思っている。
 
   私は、NPO法人の“みどりのネットワーク千葉”と言う、ボランティアの市民活動に参加している。
  この団体は、ご近所の底力的な運営ポリシーを胸に活動する。
メンバーの多くは、現役、退役組共に、緑に関る仕事の経験や、専門知識の持ち主。もしくは、その分野の活動に関心ある人達である。

そのような人達だから、ご近所のアドバイザーとして、色々な役に立ちたい、と集っている。
 しかし、だからと言って、待っていてお声が掛かる現実ではない。会社と同じで、宣伝活動が必要だ。

 そんな活動の一つで、私が主導する企画がある。   

名付けて、“行こう、探ろう、緑と水辺”という散策ツアーだ。

 このような企画は、決して珍しいものではない。色々なグループが、様々なテーマを掲げて散策ツアーを企画開催している。
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 私のツアーは、都市デザインや、ガーデニングに興味があり、その日、呼び掛けに応じて集っまって、皆で自分の街、お隣の街を散策しながら、その御町内の人々と交流することを楽しむ。何より、市民の手による、市民自身のための街づくりの事例発掘が目的だ。

  そのような事例が、千葉を活気付け”千葉らしさ”を醸成すると信じているからだが。
昨年は3回、開催した。
 

 

 1回目は、中央区おゆみ野を散策し、都市デザインという視点を紹介した。
  2回目は、幕張ベイタウンという、ヨーロッパスタイルの街づくりを紹介した.
 3回目は、若葉区の住宅地を、ガーデニングを通しての、街並景観づくりを紹介した。

 今年は、緑区あすみが丘の、公園事情を紹介しようと、今、準備中だ。 これまで、いずれの企画も、地元にお住まいの人々とのジョイント企画で実行している。 

 今回、あすみが丘のA 氏から、ご自身が参加するグループ企画のご案内をいただいた。
 あすみが丘は、その一角に千葉ヒルズと揶揄される、西欧基準の街区を構えることで、世にその名を知られた。 しかし、あすみが丘に住む方々にとって、それだけでこの町を語られることは不本意だ、とのこと。

 数年前、整った街並景観での受賞経験もある程、高い志で街づくりが進められている。 一方、周辺の田園地域には、古き良き時代の千葉がある。

新旧が接するあすみが丘。その地の歴史の跡を探る活動を紹介するとのこと。

 関心ある方は是非、お出かけいただきたい。

   あすみが丘,土気周辺の歴史散歩 日時5月30日(土) 午前9時から11時
      集合場所   あすみが丘プラザ駐車場

 Eメール midorinet@hotmail.co.jp までご連絡いただければ、A 氏に伝えます。

2009年3月31日 (火)

参加者募集

 千葉の自然に親しむ会、と言う名前のサークルがある。
ほぼ20年近い活動実績があって、先日も、カタクリの案内ボランティアを担っていた。

始まりは、市の施設である都市緑化植物園が主催運営する自然観察講座の、受講者有志が立ち上げた。メンバーの顔ぶれに入れ替わりはあるけれど、女性主導で運営されている。時々、出会う。 そんな時、路傍の草に話題が及び、うろ覚えの名前を言おうものなら、違うんじゃない!、とぴしゃり。 殆どの場合、彼女達が正しい。 継続の力だ。

 とは言え、”楽しいのが一番”がモットー。 手探りで観察探求してきただけに、初心者の不安や戸惑いには、親身になって付き合っている。

 が、彼女達にも悩みがある。 企画するイベントの広報手段がない。
市の事業なら広報紙に掲載され、そこそこに人も集る。市民の主催では掲載してくれない。 

 だから直近の地域紙に依頼したり、口コミで知人を誘ったり。
この悩みは、啓蒙的な目的を掲げて活動する市民グループに共通する。 私自身、参加するNPO活動での企画で、参加者集めに苦労しているからだ。

 何とか、グループの垣根を越えて、共通の広報手段を確立しなければと、機会あるごとに相談の誘い水をかけている。 このブログ開設も、その先触れになることを意図した。

 前触れが長くなってしまった。 前述の親しむ会が、21年度の入門コース参加者を募っている。 4月2日から毎月2回。10月までで、市内と近隣市町村にも観察体験の場を拡げている。 このブログはできたてで、読者は知人のみ。 私の自己満足でしかないが、誰かが参加してくれれば、と願う。 連絡先は tel  043-292-9805
eメール なら midorinet@hotmail.co.jp  Img_0929_2