2019年8月 3日 (土)

我慢

 言ってみても始まらないことは分かっていても、やはり一言いいたい。暑い!。

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アタシは昨日から昼夜庭に出されているのだけれど、今日の夕方家の中に戻って、外に出されていた意味が分かったよ。家の中はアタシにとって余りに暑いんだ。それなのに家の中に戻った理由?。それも夜になって分かったよ。ドンドン、ドンという破裂音が辺りに響き渡って、怖ろしくて、だから風呂場の隅に潜り込んだんだ。今夜は銚子市の花火大会でね、アタシんちから4km程川下の利根川の河口で打ち上げられていたんだよ。家の外で花火に怯えたアタシが又々暴走するんじゃないかと。だから家の中にね。

 アタシは怖くて見たことはないのだけれど、コーチャンもアタシと同じらしくてね、自分の部屋に駆け込んで、耳を覆っていたとさ。ここに越して来た当初は、利根川縁に立って花火見物していた親爺さん、芝生広場が工事で立ち入れなくなったことに加え、高さ3m余りの土手が築かれているために、見通しがさまたげられるようになってね。花火の破裂音だけが、やけに近くで聞こえるんだ。とにかく我慢するしかないよ。

 我慢すると言えばケンニャン、先日の話だそうだよ。二時間近く炎天下で待つ羽目になったと言うんだ。

 ある市の中央公民館で開かれた研修会に出席したんだそうでね。その日は梅雨明け以降で最も気温が上昇して、全国でも数百人近い人たちが熱中症で倒れたという、そんな日でね。お昼前には研修も終わり、参加者一同解散になったそうなんだ。で駐車場から車を出そうとして問題発生だとさ。駐車場の出入り口付近で、出口をふさぐようにして一台の車が止められていたそうなんだ。ケンニャンだけじゃない、結構な台数の車が出られない。公民館の構内放送で件のドライバーに呼びかけが何度かされたそうだけれど、音沙汰なし。出られない車は、ドライバーが現れるまで車内でジッと待ち続けることを強いられたそうだよ。ケンニャンで二時間近く。長い人は三時間も炎天下の車内で待ち続けたとさ。

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 それでどうなったの?。隣の市民会館で高齢者の演芸大会、つまりカラオケね。が開かれていて、そこの参加者が怪しいとなったそうだけれど、そこでの呼び出しも不発だったとさ。そのカラオケ行事がお開きになって、ようやくドライバーが姿を現したそうだよ。一言文句でも・・・・?。

 その気が失せたとさ。どうしてこんな婆ちゃんが車で、と思うような、認知症じゃないかと見えるような振る舞いにね。結局ケンニャン、我慢のあげく昼食も摂れず、暑さでヘロヘロになって帰宅したよ。

 その気持ち、親爺さんに愚痴っていたけれど晴れたんだろうか?。今夜のアタシは誰に愚痴れば・・・。だから我が家は、花火見物に浮かれる雰囲気じゃないんだよ。 

2018年11月23日 (金)

歳時記

 今朝は北西、利根川の上流方向に顔を向けると、鼻と目が沁みるような冷気を感じたよ。けれど事前の天気予報で伝えられたほどの木枯らし一番は吹いてこなかったよ。穏やかな日和でね。

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 * 津波で岸に放り上げられたテトラポットが未だ残されているんだ。下水道工事も始まったし、これはどうなるんだろうね。このまま遺しておきたいよね。
 
 今朝は昨冬以来ご無沙汰だったカワウの群れが近くの水面に舞い降りてきたよ。小魚を狩り集める積りだろうか。もう直ぐシラスウナギ漁も始まるだろうしね。

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 ケンニャン夫婦が昨日からコソコソやっていたけれど、息子のコーチャンの七五三のお参りに行くんだとさ。いろいろあったから、しばらく延期していたんだそうだよ。けれどこれ以上は、という気持ちがつのって、”やるっきゃない”ってね。

 親爺さんはクリスチャンだから神社参りはどうもね。けれど可愛い孫のことだから、付いて行ったよ。母方のジイちゃんバアちゃんはもう、笑顔一色だったとさ。
 日和が良いのか、着飾った幼児で神社はいつになく賑わいを見せていたそうでね。

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  親爺さん、それで思い出したそうだけれど、旅の記憶シリーズでいつか語ろうと思っていたそうだよ。七五三のついでにね。
 
 イングランドの独り旅で投宿したあるINでね、宿のレストランで夕食を摂ろうとしたら、暫く待ってくれってね。何か地域の催しがあるとかでね。
 親爺さん、興味があって廊下に立って様子を伺っていたんだとさ。するとドレスとタキシードを着た幼児と、両親だろうね。ゾロゾロやってきて、食堂に入って行ったとさ。居合わせた人に聞いたら、幼児達にとっての社交界デビュー。初めての舞踏会なんだとさ。その様子がさながら七五三と、それを見守る親達。
 午後も8時過ぎる頃、幼児の初踊りは笑顔の見守る中で終わって、その後は三々五々、テーブルを囲んで食事会。親爺さんはその頃、ようやくテーブルに座ることができたとさ。

 「今日はふんぱつしたのよ」ってマユちゃんが強調していたとか。その言葉に違わずここらではまず期待以上な和食処で、祝いの膳を囲んだとかでね。だから夕食は・・・。
 ちょっと待っておくれよ。アタシは・・・。アタシも7歳。七五三年齢じゃないの。祝わなくてもせめて夕食ぐらいは・・・。

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 日が暮れた頃、利根川の上流から奇妙な掛け声が聞こえてきたよ。何だと思って出て観たら、ボートが下ってきたんだ。レガッタ競技会も今頃だったかね。

2018年6月10日 (日)

トウモロコシ

 昨日と反対に、今朝は北から南に向けて雲が流れているよ。
涼しいね。だから散歩へ行っても良いはずなんだけれど、アタシの鼻が感じるんだ。降ってくるってね。感は的中さ。ものの五分も経たずにポツポツきたよ。

 処で今日はトウモロコシの話だよ。
トウモロコシをお裾分けで頂いたんだ。早速今朝、茹でて家族皆で食べていたよ。まあ、試食と言った処だね。近所のキャベツ畑で秋の春キャベツの植え付けまでの間、トウモロコシやマリーゴールドなどを栽培している。そんな話は何度か話題にしているけれど、いただいたトウモロコシは、そんな作付けの間合いを取るために栽培したものなんだろうね。アタシんちの近所に比べて随分と早い収穫だけれど、タイミングから想像するに、おそらくは大根を栽培している農家かもしれないよ。

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 そんな畑作の都合で栽培する訳だから、十分に成熟させる時間をかけてもいられないんだろうか。やや細めだから早すぎた収穫の感がするね。けれど甘みは十分だそうでね。美味しいとさ。

 こちらに越してきた最初の年、ご近所さんに誘われて家庭菜園に手を出した親爺さん。その時はトマトとキュウリとトウモロコシを植え付けたんだとさ。
 結果は大豊作。ビギナーズラックっていうやつだろうね。それに味を占めて更に続けようとしたんだけれど、新たな仕事話が舞い込んで、家庭菜園は一度の作付けでお終いにしたそうなんだ。けれど、その時収穫したトウモロコシは、それまで八百屋で買って食べたものに比べても、美味しく良い思い出になっているそうだよ。

 余談だけれど親爺さん、この時季は豆の炊き込みご飯に食指が伸びて、しばしば母さんやマユちゃんに頼み込んでいるけれど、エンドウ豆かグリーンピースか枝豆か、いろいろあるそうでね。どれでもいいようなものだけれど、「香りが一番なのはエンドウ豆だ」。そう親爺さんは言い張っているよ。

 トウモロコシをご飯に炊き込んでも良さそうだけれどね。
それでも「トウモロコシはどうにも歯に挟まって・・・」とか言いながら、噛り付いていたよ。
 親爺さん、食後は明日の嵐の備えだとか言って、雨戸を閉め、枝を帆のように広げている庭木をロープで絞り込んで吹き飛ばされないよう手当したりとか、雨の中動き回っていたよ。


 
 

2018年4月11日 (水)

花景観

 今朝も南寄りの風が強くて、家の外に出て風に曝されるのはやや辛いね。
医者から散歩や運動を控えてるよう指示されて、だから処方された薬を飲んで静かにしているアタシだよ。それでも症状は楽にはなってきたよ。

 親爺さんは昼前から庭で植物の位置変えだとさ。植物達にとっては迷惑千万なことだろうにね。来季を見据えての植え替えだとさ。

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 処で今朝の読売電子版にね、ネモフィラが花盛りという話題が出ていたんだ。
東日本大震災の頃、親爺さんが勤務していた茨城県内の国営公園の花の話題でね。毎年、その話題を目にすると、親爺さん、ボソボソ話すんだけれど、やはりネモフィラの生育に一喜一憂した記憶が蘇るとさ。

 アタシんちの庭に植えたネモフィラもそうだけれど、国営公園のネモフィラも今季は開花が二週間近く前倒しになってしまったんだね。”しまった”という表現を親爺さんはしたけれど、営業的な観点で言えばそうなんだとさ。花で観光客を呼び寄せる意図ではね、休日と花の開花をシンクロさせたいんだね。そうすれば、公園の入園者数の増加が見込めるからね。
 もちろん、普段の時期に比べれば平日でも来園者は増加するのだけれど、やはり休日が一番なんだね。その意味では月末から5月連休にかけて、花の開花がシンクロすれば、来園者の満足度が確実にあがるんだそうだよ。

 そこで親爺さんは思ったとさ。全国に国営公園は13箇所ほどあるそうでね。その大半が花景観を売りにしているんだとさ。最近は千葉県内でもマザー牧場や東京ドイツ村が、花畑を設えて観光客を集めているそうだけれど、国営公園の場合、それに先んじているんだね。たしかに県営や市営の公園で広大な広さを誇る事例もあるとさ。親爺さんが勤務した千葉市の公園も100ヘクタールあったから、大規模な広場を売りにしているんだとさ。けれど国営公園は更に広くてね、親爺さんが勤務した国営公園なぞ、歩いて一回りするだけで半日がかりだとさ。

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 そんな規模の公園で、花で人を集めるとすれば、花壇ではなく広大な花畑になるはずだとさ。なるはずなんだけれど、最初にそういう花景観づくりを提案した凄腕の人物は誰なんだろうか。その経緯は?。親爺さん、知りたいとさ。勤務していた当時、そんなことに関心があって色々探ったそうだよ。けれど、手がかりが残されてはいなくて、未だ分からずじまい。
 今では全国の国営公園の花景観の大半は、大規模な花畑だそうでね。しかもそれだけで百万を超える入園者があるんだとさ。

 味方を変えれば、花景観で収入の大半を得ている訳だから、花の開花時期はもちろん、咲き具合にも電卓打つ指の力が違うとさ。親爺さんのような技術屋には、花の咲き具合に重圧がのしかかる所以だとさ。
 

2017年3月17日 (金)

春キャベツ

 親爺さん、午前中は雑用に追われ、朝食を摂れたのはお昼前だったとさ。
朝から、一昨日からに比べれば穏やかな日和でね、玄関先の温度計は二度を指していたよ。それでも然程寒くは感じなかったんだ。
 利根川川面じゃあ、カモの姿がずっと減ってね、オオバン家族とカワウだけになったよ。多分カモは渡り鳥だから、北へ旅立ったのかもしれないよ。カワウはね、ボラの稚魚が利根川に流れ込む水路に逃げ込んでいるんで、引き潮で利根川に引き出されてくるのを待ち構えているんだよ。賢いね。

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  処で今日の話題は春キャベツさ。
このブログでもしばしば話題にしているけれど、話すことはいつも同じさ。
 旬だからね。

 先々週だったか、銚子銀座の金曜市で売られていた市内産のキャベツをね、春キャベツなら買おうと思った親爺さん、その際ははっきりしなかったから止めたんだ。どうしてそんなに拘るかといえば、生で食べると美味しいからなんだとさ。

 キャベツは嫌いじゃない親爺さん、だから何だっていいはずなんだろうけれど、
聞きかじった知識でね、金系キャベツに妙な憧れを持っているんだよ。
 金系キャベツは栽培が難しいことに加え巻きがルーズだから、消費者の目には出来の悪いキャベツに見えるんだ。その所為だけじゃないだろうけれど、産地だからといってキャベツ農家も積極的には栽培していなくて、もっぱら寒系キャベツの栽培が主流なんだろうね。寒系キャベツは見るからに巻きがしっかりと、しかも重量感もあるしね。春先に収穫したキャベツだから寒系春キャベツと言ったって、大半の消費者はそれで納得しているからね。
 どちらも美味しいけれど、寒系キャベツは加熱して食べることができる。それに対して生食を謳う金系キャベツは、加熱するとどうなるんだろうか。区別するための区別というわけじゃあなさそうでね。
 現実には寒系キャベツだって生で食べているし、その食感に親爺さん、違和感など感じていないよ。
 とんかつ屋で出されるキャベツの千切りは、間違いなく寒キャベツ。それにこだわるんだとさ。なぜなら金系キャベツはね、水分が多いから、千切りにすると濡れた頭髪のようにベチャッとなってしまって、見栄えが良くないからだとさ。

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 こんな話は毎回話しているから、「親爺、また言ってる」って、アタシは言ってやったよ。とにかく今日は間違いなく金系キャベツだよ。農協のアンテナショップで買ったんだとさ。そこまで拘っていても、うっかりしているとかあさんに、味噌汁の具にされてしまったりね。だから今夜は自分で、このキャベツを千切りにしてドレッシングかけて、ほうばるって親爺さんワクワクしているよ。他愛ないと言えば他愛ないけれどね。
     

2017年3月 6日 (月)

さえずり

 「ホーホケキョ!」だってさ。今年最初だよ。
早朝、親爺さんと起き抜けで散歩さ。お天気は曇り空でね。利根川河口からの潮騒も聞こえない程に凪いだ川面に、シラスウナギ漁の漁船が十数隻、浮かんでいたよ。その頭上を河口目指してカワウが群れをなして飛んで行ったよ。何組も何組もね。

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  普段はもう少し御行儀よく編隊を組んで飛んで行くんだけれどね。
親爺さん、似たような光景を思い出したとさ。以前住んでいた千葉市では、動物公園が近くにあって、そこを寝ぐらにするカラスが、夕方になると、親爺さんの街の頭上を三々五々、飛び越して動物園の森に戻ってくるそうでね。その光景そっくりだとさ。そう言えば、カラスもカワウも真っ黒だったよね。
 先日のWEBニュースが、都心からカラスの姿が減った。同じようにスズメやツバメも減った。そう報じていたっけ。
 アタシんちの周りじゃあ、毎日のようにアタシを挑発していたカラスの夫婦が、ここのところ、見かけないね。ゴイサギ夫婦もそうだよ。
 けれどスズメは今朝もあちこちで囀っていたよ。そんな時、ご近所さん家のツバキの庭木にヒヨドリがとまって、蜜をあさっていたよ。
 それを見上げていたらね、ホーホケキョときたんだ。
「おや!鶯じゃないか」って、親爺さんが呟いたよ。春も近いね。

 「野鳥観察はいつの時季がいいですかね?」。
久しぶりに顔を合わせた活動仲間の大学教授が言ったとさ。「木に葉が無い、今の時季が最適だと思いますよ」って、答えたとさ。夏はね、森に入るにはそれ相当の準備が必要だからとさ。

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  * 先月撮ったカモの群れ。

 午後、雨が降り出した中、親爺さんは今年度最後の自然観察プログラムの準備でね、旭市のNPOの事務局に出かけたんだ。その折りのやりとりだったとさ。
 刑部岬展望館との共催事業でね、今月一杯で展望館の運営を終えるから、最後のイベントなんだとさ。
 「他のイベントに巻き込まれて、未だ参加者募集に手をつけていませんよ。だからアタシを引き込まないでと言ったのに」。事務局の女性が大学教授に噛み付いていたとさ。親爺さんも教授や女性を責められないんだ。千葉ポートタワーの展示や求人に忙殺されているからね。
 展示については、今更ながら人伝に、展示参加の希望が寄せられてね。親爺さん、今回は来るものは拒まず、できるだけ受け入れようとね。
 あさって、追加する展示物を千葉市へ運ぶつもりだとか。

2016年9月22日 (木)

水揚げ

 今朝も梅雨のような空だよ。利根川を越え鹿島灘から吹いてくる北東からの冷たい風でね、親爺さんはもう秋の服装だよ。外に出ていると寒く感じるとさ。
 利根川を流れる河水も昨日は泥水だったけれど、今朝はずっとマシになったよ。

今朝の電子版の新聞記事で、銚子漁港にサンマが初水揚げされたという記事をね、親爺さんが読んでいたよ。北海道沿岸で獲れたものだそうだよね。
 アタシの犬仲間で故クマ姉さん、今は小クマ吉の飼い主で元漁師、今は魚屋のオヤジさんから、銚子なら築地までトラックで数時間。冷凍設備もあるから、銚子から北で漁獲されたものは、ほとんどが銚子漁港で水揚げされる。いつも自慢げに話すんだ。初水揚げされたと言うなら、銚子市民が何処よりも早くサンマが食べられるんだね。それにしちゃあ、先々週、オヤジさんの店で母さんが買ったサンマは何だ?。

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 初水揚げされたからって、明日にもオヤジさんの店に並ぶことはないそうでね、即、築地に行ってしまうんだとさ。大手の流通業者が一括買い取ってしまうから、市場の競りにかからない。そう言って肩をすくめるんだ。去年聞いた話だよ。今年はどうなんだろうね。
 先々週、店に並べたサンマは冷凍ものだとさ。「今年水揚げされるサンマが街に行き渡る前に売っちまわないと・・」。なるほどね。だからイワシ並みの値段だったんだ。それでもアタシは頭を美味しくいただいたよ。

 オヤジさんの口ぶりじゃあ、銚子沖でサンマの漁獲が始まるのは、どうやら来月になってからな様子だよ。それまでは水揚げされても築地御用達だから、銚子の街にサンマが出回るのはお預け?。

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 お風呂の番頭さんプロジェクトで親爺さんが起こした食事処がね、採算を取るには現在の三倍の利用客が必要でね。お風呂の利用客の実態から観て、それは無理筋なんだとさ。それは最初から予測していたそうだけれど、なんとかしなければね。そんな訳で来月からメニュー刷新するそうなんだ。
 加えて客単価を上げるために旬の食材をと、サンマに目を向けている処なんだとさ。お米も新米に切り替えなければね。
 「建物全体にサンマの焼く匂いが充満するよ」。「独り暮らし人は風呂上がりに食べて行くよ」。「魚が嫌いだという客もいるだろうし・・」。「換気扇が小さ過ぎるんだ」。意見様々さ。

 台風の余波で沖は時化てるから、今日は水揚げがないそうだよ。明日には・・・。
 

2016年9月15日 (木)

十五夜

 去年の今頃もやはり天候不順で、利根川上流の豪雨禍も収まりきってはいなかったんだね。親爺さんの記憶する限り、十五夜の月がクリアだった年は、ここ最近なかったんじゃないかとね。むしろ来月に迎える十三夜が月見にピッタリなお天気が多かったとさ。

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 今年、親爺さんが運営に関与する施設では、幸か不幸か十五夜のイベントを企画していなかったから、今日の空模様に一喜一憂することはないのだけれど、それでも満月の月明かりを浴びてみたかったとさ。

 

2016年3月30日 (水)

残り物

 期待した割には・・・。そんなことが良くあるよ。
今朝の日の出もそうさ。毎朝、もう少しダイナミックな光景を期待してしまうんだ。けれどね、こればかりはね。

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 アタシが毎朝散歩を折り返すのが芝生広場でね。当然ながらいつも同じ人が同じ事をしているよ。
 日の出時には親爺さんだけじゃないよ。アタシがアダ名する日の出オジサンがね、朝陽に向かって手を合わせているよ。写真も撮っている様子だよ。広場でジョギングしている女性もいるね。

 毎朝、誰よりも早くバイクを乗り付けるオヤジさんはね、広場の端に置かれたコンテナーの扉をギーッてね、錆び付いた音を響かせて開くと、中に入れてあるグランド・ゴルフのゴール・ポストを取り出して、広場のあちこちに置いて歩いているのさ。それが済んだ頃、相次いで爺ちゃん、婆ちゃんが車を乗り付けるんだ。
 オヤジさんにとっては、皆のために準備を整えておくことが、日課なんだね。

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  処で今日は親爺さん、マーケットで珍しい物を買ったと嬉しそうだよ。
いや、珍品ということじゃないよ。キャベツさ。
 それも正真正銘の春キャベツ。金系キャベツさ。展示台に一個だけ残っていたんだとさ。いかにも残りものらしく貧相なキャベツでね。隣に並べられていた春キャベツ。春に収穫したからそう名付けているけれど、品種は寒系キャベツを手に取る人はいても、本物の春キャベツに手を伸ばす人はいなかったとさ。

 以前、刑部岬展望館のホームページの取材でね、話を聞いた県の蔬菜研究室の技官がね、銚子市で収穫されるキャベツでも、犬吠埼灯台にちなんで灯台印ブランドで区別されるキャベツはね、金系種で、生で食べることが目的なジューシーなキャベツだ。特徴は、寒系キャベツに比べて巻きが甘いそうなんだ。その話以来、親爺さんには金系キャベツが特別な存在になっていたんだよ。
 けれど灯台印ブランドで出荷されていると思しきキャベツもね、その大半は硬い巻きの寒系キャベツに見えるんだとさ。
 
 それはともかく、今日は売れ残りとは言え、本物の金系キャベツが手に入ったんだ。期待はいやが上にも高まるとさ。

 * 右が金系。左が市場で主役の春キャベツ。
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  親爺さん、写真を撮った後、早速千切りにして食べ比べたよ。

左のキャベツの方が甘かったとさ。前評判と違うじゃないのさ。
 期待には達しなかったらしいよ。
今日はね、キャベツの外皮の葉まで切り刻んで食べたから、葉っぱくさかったんだとさ。だから再度食べて印象が変わるかどうか。

2015年12月22日 (火)

柚湯

 親爺さんが起床するのは何時も日の出直前。最近は6時半。早いと4時半なんて時季もあったよ。夜、床につくのが午後11時頃だから、このニ時間の差は大きいね。結構いろんな事ができたからね。最近はお掃除ロボットのルンバに床掃除をまかせて散歩にでるけれど、それでも貴重な二時間分の活動を補うことはね、無理だね。

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 今朝も6時半ごろに起床した気配を感じてね、親爺さんの寝室のドアの傍へ行くと、ドアを開けて出て来てと、「ココ、おはよ!」ってね、毎朝の声が掛かったよ。  
 アタシも背筋を伸ばして返事をしたけれどね。これはアタシと親爺さんの水入らずの一時なんだ。それから玄関の外へ出て、利根川縁から日の出の写真を撮るのが朝の日課さ。

 今日は冬至。日の出が早くなることは、余り意識されないけれど、夕暮れが遅くなることは意識されるんだね。「此のごろ、陽が延びたんと違うか?」って、コーチャンを載せたバギーを押しながら、ご近所の老婆ちゃん達が言っていたよ。ボランティアでね、コーチャンの散歩を買って出てくれるんだ。

 処で今日は柚を浮べた風呂に入る習慣があるんだってね。
アタシは今朝、親爺さんが熱いシャワーを浴びさせてくれてね、その時、バケツのお湯に柚を放り込んで、そのお湯をアタシに掛けてくれてね。それで柚の香りを初めて知ったよ。

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 親爺さんが先導するお風呂の番頭さんプロジェクトでもね、施設としては初めて柚湯の提供を試みたそうでね。数日前から明後日までの予定で、幾つかある浴槽の一つで、ぬるいお湯をはった半身浴槽にね、30個ほどの柚を網の目の袋に入れて浮べたそうなんだ。写真の一番奥まった一角にある小さな浴槽でね。

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  手前の大きな浴槽は湯温が42度に設定されているから、柚湯としては熱過ぎると判断したそうでね。この柚湯を皮切りに、五月には菖蒲湯。夏はハーブを入れてアロマ風呂をサービスしようとね、考えているそうなんだ。
 少しでも集客増と客層の変化を期待してのことだとさ。

 さて、そんな試みなんだけれど、柚を浮べてものの二時間もしないうちに、袋に入れた柚が皮を破られグチャグチャにね、されちゃったんだとさ。

 その翌日も破られてしまったとさ。誰だ、そんなことをするのは?。間違いなくお客がやったことだけれど、静かに柚を浮べていられないんだろうかとね、親爺さんもスタッフさん達も思ったとさ。皮を破れば一時的には強い柚の香りに満たされるけれど、午後には香りの抜け殻になってしまうんでね。
 浮べておけばね、ほぼ終日、ほのかな柚の香りが浴槽に漂うんだとさ。

 親爺さん、こう思っているんだ。
浜気質と言うか、とにかく地元の衆は熱めの湯が好きでね。冷房もキンキンに効かないと、直に不満を口にするよ。一昨日も、暖房が熱いというので温度を僅かに下げたら、別の人が寒いとクレームでね。いやはや、どうしろっていうんだろうね。
 食べ物の味付けの好みも、調味料をドサッと使ってね。何しろ醤油の産地だよ。濃くて塩っ気が強いね。魚介類の佃煮なぞ、親爺さんは口に入れた瞬間に梅干しを食べたような表情をするんだもの。
 生まれながらに刺激的な感覚が好みの人が地元には多いんじゃないかとね。
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 つまり何を言おうとしているかと言えば、”柚の香りがほのかに香る”程度じゃあ物足りない。「入れるなら、ミカン箱一杯放り込め」ってこと。放り込んで浴室に柚の香りがムンムンになるくらいにね。
 
 親爺さん、柚をケチったんじゃないの。来年はもちっとね。

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